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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆『ヌレエフ・フェスティバル』ジュド、ルジマトフ、ルディエール、イレール、ムッサン、パケット、ペレン、他、
次に登場する『ドン・キホーテ』のグラン・パ・ド・ドゥのダンサーが登場するまで、進行の流れがつながるように、ルディエール達は暫らく脇にいて、合図を送っていました。


◆『ドン・キホーテ』よりグラン・パ・ド・ドゥ
(オクサーナ・クチュルク&ロマン・ミハリョフ)

えんじ色に金の衣装で登場の「レニングラード・バレエ」組。
クチュルク、ミハリョフは「モスクワ国際バレエコンクール」で1位、2位を獲得した実力派でバレエ団を代表するソリストです。
何度か踊りを拝見した事がありますが、今回が今までの中で一番良いと思いました。

クチュルクは、何だか一皮向けたような印象。以前は勢いで回ったり、ちょっと雑に見えてしまうところもありましたが、今回は、丁寧でしたし、しっかりと演技の上での踊りを心がけて踊っていたように思います。 
なにしろ踊りが素晴らしかった。バランスも1人で立っていられるほどビクともしないですし、コーダのフェッテは、腰に手を添えたまま危なげなく回りきっていました。

振付もヌレエフ風なのか良くわかりませんが、だいぶ見慣れたものと違っていましたね。例えばアチチュードのところがアラベスクだったり、言い出したらきりが無いほど…。
手のひらを正面に見えるようにつき出して、「ちょっと待った」みたいなポーズ(笑)が沢山使われていました。(これってスペイン風に見えますね)
ミハリョフも高い技術の踊りで、曖昧さが無くノッて演じられたと思います。


◆「シンデレラ」よりパ・ド・ドゥ
(デルフィーヌ・ムッサン&カール・パケット)

ヌレエフ版の『シンデレラ』は1920年代ハリウッドを舞台に、スターに憧れる主人公という設定で創作したオリジナリティ溢れる作品です。
私も映像で(ジュド・ギエム主演)のものを見ましたが、出演者の豪華さに圧倒されますね。(他にも、ヌレエフ、ルディエール、ゲラン等が出演…)

で、この作品の一部分でも、こういった「ガラ公演」で見かけたことが無かったので、今回の上演は、嬉しかったです。(ジュド様のおかげだわ)
くるくる回る椅子を効果的に使い、流れるようなダンスを披露していました。しかし、難しそうな振り付けだなぁ…。 

プロコフィエフの音楽は、心の中の細かい部分まで映し出しているよう。 観ている側は、ただウットリと見つめるのみです。 ムッサンの柔らかい演技と、繊細な生地で作られたドレスの揺らめき…綺麗でした。


◆『ロミオとジュリエット』より寝室のパ・ド・ドゥ
(モニク・ルディエール&ローラン・イレール)
いやぁー 素晴らしかったです。ヌレエフのあの複雑で激しい振り付けを、あそこまで完璧に感情を込めて踊るなんて!! 
正直言って、現オペラ座エトワール達がこれを踊っても、ここまで観客に響いてくるでしょうか? それほど見事な世界を作り上げていましたね。

幕が開くと、舞台中央にベッドが置かれています。そこに横たわるルディエール、後ろのカーテンから登場するイレール。彼は中世風ブラウスが大きくはだけていて、何ともしどけなくてセクシーでした。
二人の感情のほとばしり、すぐ後に来る不幸を予感させるような緊張感のある激しさ。
この逢瀬が最後になってしまうのではと想像してしまうような演技と踊り。
ベッドの上、床、舞台全体を使い、スリリングなリフトもあれば、倒れ込み転げ回るように絡み合う二人。とても息がピッタリでないと踊れないパ・ド・ドゥ。

実際の物語の主人公達は、少年・少女という設定ですけれど、そこまで子供っぽい雰囲気で踊ってはいなかったと思います。ですが、恋する感情に身を任せ、押し寄せる不幸に翻弄される若い二人を、全身で表現し踊っている姿には大変感動しました。

あと、ヌレエフという人は、一時たりとも気が抜けない程、難しい振り付けをするのですね。まさにダンサー泣かせだわ。 
(振付に、もうちょっとゆったりとした部分もあればいいのにとも少し感じました…忙しさの連続なんで…)

ルディエール、イレール、本当に素晴らしかったです。魅せてくださって有難う! 

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07月20日(日)
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