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カンゲキ★日記
by Ruby
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■◆新国立劇場バレエ『ラ・バヤデール』 ザハロワ、ゼレンスキー、西川貴子、イリイン、他
ザハロワ(ニキヤ)の悲嘆にくれながら踊る柔らかな長い肢体を見ると、もう日本人では正直、かなわないなと思ってしまう。それほど美しい肩甲骨から滑らかに動く腕、真直ぐで長い足の見事さ。しかも非常に丁寧に踊るのですもの。
花篭を受け取ったときは一変して全身で喜びに満ち軽やかに踊ってました。

最後、蛇に噛まれニキヤが死んでしまったときのソロルの演出は、ニキヤを心配するわけでもなく、一直線に走ってその場を立ち去るというものでした。これってどうなの?
私は違和感を持ちますが、牧氏は現代風の味付けを各場面でしているということですから、無責任ソロルもその一部なのでしょう。

第3幕「影の王国」はコール・ドのダンサーの最大の見せ場です。暗く急な狭い坂をアラベスクを繰り返し、下りてくる様子は圧巻ですね。衣装は基本の白地にしっかりとした模様が入っている凝ったもの。私はもっとシンプルな方が好みですが…。
過酷で集中力を要するこの場面をしっかり踊っていたコール・ドの皆様に拍手です。
暗い背景にザワロワが白いチュチュ姿で登場すると、月光を浴びた水晶のように硬質の輝きを見せます。ゼレンスキーとのゆっくりしたアダージョはポーズからポーズへの移行が滑らかで、派手な動きをする訳ではないですが、見ているものに感動をあたえ、“美しい形”に魅せられてしまいます。もっと見たい! ソロルは本当にニキヤを愛していたというのが伝わる踊りでした。

3幕4場の寺院崩壊は、本当にドサッと建物が崩れるので危険すら感じる演出でした。驚いたー!! 
最後はニキヤに導かれながらも力尽きるというものでした。

02月21日(金)
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