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つらつらきまま
by seri
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■サンライズ瀬戸乗車感想その他
10時間半掛けて、12月29日に帰省。
とはいっても、そのうち約8時間半は寝台特急「サンライズ瀬戸」の乗車。
私が乗った「シングル」は思っていたより狭かった。
持っていたキャリーケースが大きめだったので、ソロだったら入らなかったと思う。
しかし、小柄な私にはベッドは十分なサイズだったし、部屋もすごくきれいだった。
乗る前に懸念していた暗証番号式のドアもスムーズにロックできた。
枕と毛布(敷布つき)が備品だが、暖房が程よく入っているので、毛布一枚でも時々暑く感じるほどだった。
そして、枕の硬さと高さがちょうど良くて、気に入ってしまった。
列車や車に乗るとすぐ眠くなるので、寝台列車の移動は余裕だと思っていたが、意外と音が気になったり、物心ついてからははじめてといっていいほどの寝台列車だったので、気持ちが昂ぶっていたこともあり、23時40分過ぎに横になったものの熟睡とはいかず、うつらうつら状態。
4時半には完全に目が覚めてしまったので、持ってきていた「富士日記・上」を読んで暇つぶし。
帰省中の暇つぶしにと思って上中下の3巻を持ってきたがあっという間に読み終えてしまったので、百フ先生の「阿房列車」シリーズも持ってくれば良かったな、とも思った。
またすぐ乗車したい、とは今のところ思わないが、来年ぐらいに今度はシングルデラックスに挑戦したいなぁと思っていたりはする。
今年は大晦日に父が宿直でいないので、それなら私がお節を作ろうという意気込みで帰省したのだが、“凝り性のB型”である父は、29日から早々と仕込んでいて、私がだらだらと昼寝したり食事したりしている間に作り終えていた。
例年にも増してぐうたらな娘ぶりを発揮してしまい申し訳なさしきり。
ミュージックステーションの4時間SPを父が録画していて意外に思ったが、自分が聞くアーティストだけ残して後は削除した、という編集版に「AKB48」が残っていて、もっと意外。
AKBは好みなのかとたずねたら、「会いたかった」がなんだか心くすぐられるらしい。
アントニオ猪木も「会いたかった」が気に入って、「Dynamaite!!」で熱唱するらしいから、幅広い年齢層の男性も心がくすぐられるようにあの歌は作られているのだろう。
かくいう私も「RIVER」はiTunesで購入したけれど。
全員集合SPが終わった後は、BS-TBSの「酒場放浪記」のスペシャルを見ている。
吉田類で年越し…。
桑田さんが23時ごろ登場するらしいので、紅白はそれだけ見ればいい。
厳寒の福岡市。
2日か3日には大宰府天満宮に行く予定だがどうなるか。
ちなみに「今田耕司プレゼンツ 鶴瓶VS未知数芸人 俺の相方誰やねん!?スペシャル」は、今年もTNCで放送有。
KBCで「生つるべ」をネットしてくれたら最高なのに。
まとまりつかなくなりましたが、皆様良いお年を。
そして、来年も宜しくお願いいたします。
〜〜〜追記〜〜〜
ちょうど10年前の大晦日。
サザンの年越しライブ中継を私は泣きながら見ていた。
前年まで一緒に楽しみながら見ていた母は、がんが再発・転移し、小さな物言わぬ位牌となってテーブルの上にいた。
世の中は理不尽だと初めて思った年だった。
10年後。
桑田さんが食道がんの手術後初めてテレビの前に姿を現した。
若干痩せていたが、桑田さんが帰ってきた。
また歌を唄っている。
それを見ながら、ぼろぼろ泣いた。
泣きながら思った。
世の中は理不尽なことばかりではない、と。
お帰りなさい、桑田さん。
帰って来てくれてありがとう。
あなたが帰って来たことは、同じ立場にいる者の大きな励みとなるでしょう。
そして、別れを経験した者の大きなよりどころでもあります。
12月31日(金)
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