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つらつらきまま
by seri
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■第2回CLUB CRAWL寄席

前回が前回だったので、今日ものんびりで良かろうと思ったら、意外に(?)大盛況。
 声掛けや手売りを積極的に行ったのだろうか?と推測。

今日は(1)「宮戸川(志らら)」(2)「獅子の子(船越)」(3)「時うどん(やえ馬)」(4)「ハンカチ(遠藤)」<仲入り>(5)「ちりとてちん(瓶二)」(6)「(新作)(小堀)」といった構成。
 前回よりも、噺家・芸人ともども舌が滑らかで、良い雰囲気の会だった。
 遠藤さんがマクラで「落語は今日で3回目なんです」と言っていて、となると私は遠藤さんが落語を人前で繰る過程を今のところ全部見ている訳かと気づき、妙にそれがおかしかった。

小堀さんの新作は親子ものだったが、私が知る限りの小堀さんやその周りを思わせたり匂わせたりするエピソードは出て来なかった。
 登場人物にリアリティがあったが、特定の誰かを思わせるものではなくて、どこかにいそうな不特定多数の誰かを思わせるものだった。
 これは、小堀さんが作る落語(漫才やコントのリメイクを除く)では、珍しい部類に入ると思う。
 噺の大筋は、壊れかけた家族の再生だが、問題が理想的にあっさりと片付いて行く訳でもなく、聖人君子ばかりが出てくることもなく、いつもとは違うテイストをどこか感じた。

家にいると、田部井淳子&ルー大柴コンビでやっていたNHK趣味悠々「山で元気に!田部井淳子の登山入門」DVDを点けている。
 このコンビ良かったんだなあ。
 NHKアナと田部井さんが一緒にジャンダルムまで縦走したやつも面白かったけど、山が山だっただけに、高尾山から始まるルー編の方が親近感が湧く。
 あぁ、山に行きたい…。 
06月30日(水)
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