ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■本のリンク

嵐山光三郎氏の「昭和出版残侠伝」を読んだらとても面白くて、この解説に載っていた同氏の「口笛の歌が聴こえる」や村松友視氏の「夢の始末書」も読みたくなったが、どちらも品切中…。
 この品切や絶版とかどうにかならないだろうか。
 Amazonのユーズドプレイスの値段はちょっと二の足を踏む金額だったため、ネットで検索していたら、「口笛〜」は398円という破格の出品があったため、急いで予約。
 状態が書いていないため不安だったが、到着したものを見たら、割と美品だったので一安心。
 「昭和〜」とは違う文体だったが、ちょうど今、昭和40年代に興味があるため、自分の興味と時代背景がばっちりはまっていたので、読みながらとても楽しかった。
 
「夢の始末書」は、サンシャイン60で開かれていた古本まつりを覗いたら、角川文庫版が200円で出ていたので、タイミングの良さに思わずにやっとしながらすかさず購入。
 こちらは現在読み進み中。
 この中に出て来る文士が贔屓にしていた宿とその女将については、この間新刊文庫が出ていたので、もしかしたら買うかもしれない。

一つ面白い本があると、それにまつわる関連本を読み漁るのも読書の楽しみかつ醍醐味。
 それがもう新刊では出回っていないとなれば、それを見つける楽しみも新たに出て来る。
 本の置き場所を工面するのも四苦八苦するほど、本がまた増えて来たが、これもまた贅沢な悩みだ。
 本は面白い。
 本を読む楽しみを知っていて本当に良かった。
03月21日(日)
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