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つらつらきまま
by seri
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■生きてるうちに会っとかな

昨年、高円寺のライブハウスで鶴瓶さんは
 「人間、生きてるうちに会っとかな。いつ会えなくなるか分からんのやから」
 と、客に向かって言っていた。
 
 その時鶴瓶さんが会いに行った人は、それから1年も経たないうちに星になってしまっただけに、なおさらその言葉が胸にしみる。

 人に会うのは生きてるうちに。
 人を誉めるなら生きているうちに。

修士さんのブログタイトル(「修士です」)を見たら、反射的に(知ってます)と心中呟いてしまった。
 余弾の時の愚痴は、ひきずるところではひきずられている話題だったことに驚いた。
 そこまで引きずらなきゃいけないような重大事とは思わないのだが…。
 あの愚痴を聞いたところで、出待ちしてどうこうなんていう考えは露とも起らず、終わったらとっとと帰宅した薄情者には理解できないということか。

今日は、秋恒例の笑福亭鶴瓶落語会。
 ニチョケナーのnさんをお誘いしたものの、当日出るゲスト漫才師はチケット発売時点はシークレットだったため、好みではない人が出たり、鶴瓶さんの落語が外した演目だったりしたらどうしよう、と不安な面もあった。

 すると、ゲストは爆笑問題!
 生で見る日が来るとは思ってなかったので、興奮。
 時事漫才を畳みかけるようにやっていたが、凄く聞きとりやすかった。
 滑舌の良さもあるが、使われている言葉はよく聞いてみたら毒舌だけど下品なものではない、ということも大きいと思った。

鶴瓶さんは、オープニングに鶴瓶噺を軽めにやった後、爆笑問題の漫才を挟み日替わり演目を1席。
 そして、仲入り後に独演会共通演目を1席かけた。
 日替わり演目は「堪忍袋」。
 鶴瓶さんがこの演目をやっているとは知らなかったので、聞けて良かった。
 「王様の耳はロバの耳」に似た話で、悪口を言いそうになったら、「堪忍袋」の中にその悪口を吐き出した後、腹が立つ相手ににっこり笑いかけるようにする、というルールを作ってみたところ、笑顔は絶えなくなったものの、堪忍袋の中身はすぐパンパンに。
 そこに一人、どうしても堪忍袋に愚痴を吐きたいという人が現れて…というもので、サゲは少々皮肉な感じ。
 そういえば昔、パペポで腹が立ったら灰皿代わりのバケツに「くそーっ!」と吐くようにしましょう、と鶴瓶さんが上岡さんに提案したら、提案したそばから上岡さんがフォローしづらい発言を連発するので、何度も「くそーっ!」と吠えてたなぁ…ということを思い出した。

 共通演目は、例年と比べたら明るく陽気なお噺。
 上方漫才の王道であるハメモノが満載で華やかだった。

終わった後はルミネ1の「柿安 三尺三寸箸」で食事。
 野菜中心のバイキングのお店だったが、1プレートで結構満腹に。
 デザートやソフトドリンクも豊富で美味しかった。
 こういうとき、一緒に食べる相手がいるのは良いなぁと思う。
 ちなみにお互い一人っ子同士なので、来るべき未来についての悩みは共通。
 何をするのも一人、ということは常に頭の隅にあります。

来週は大阪でWHITE。
 今のところ、今年の鶴瓶詣で(?)はこれが最後。
 今年もいっぱい、鶴瓶さんに楽しみと喜びと感動を貰えました。
 あぁ、幸せ。
 
 
 

 
10月31日(土)
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