ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■初尽くしと強運
整理券をもらいに朝の9時20分ぐらいに下北沢のLive Bar440に着いたら、その時点で50人ぐらい並んでいて、読みの甘さを若干悔いる。
一緒に見る友達が体調不良で来れなくなったので、暇つぶしに持ってきていた「空飛ぶ馬」を読みながら配布時間まで待っていたが、人がひっきりなしに訪れる。
やっぱり休日開催だとお客さんの出足も違うものだ。
無事整理券を貰い、本屋さんで時間つぶしをするなどし、11時45分ごろ再び440に行ったら、割とお客さんたちももう戻っていた。
再び文庫本を読みだしたが、お客さんがみな同じ方向をちらちら見ているので何があるのかとその方向に目をやると...。
ほんのすぐそこで、今日の主役・笑福亭鶴瓶師がファンと一緒にあの笑顔で写真撮影に応じているではないかっ!
人生の中で一番の至近距離に鶴瓶さん。
便乗して写真なり握手なりを求めたりはしなかったが、にこにこ〜っとしながら鶴瓶さんを見る。
私だけでなく、周りの人も似たようなもので、目の前を通り過ぎる時に会釈はするものの、取り囲んだり騒いだりすることもなく、普通。
鶴瓶さんも過剰に愛想を振りまいたり逆にぶすっと無愛想に通り過ぎることもなく、普通にライブハウスに入って行った。
今日は不定期開催の「つるべ、らくごのお稽古 IN 下北沢 440」の日。
テレビでは激やせ・ぼさぼさ頭&髭面の鶴瓶さんをよく見かけるが、リアルタイムの鶴瓶さんは髪も髭もさっぱりとし、64kgまで落とした体重も68kgまで戻ったそうで、舞台にいる鶴瓶さんは見慣れたいつもの鶴瓶さんだった。
銀瓶さんの落語会のお知らせが入っていたので、今日のゲストも銀瓶さんかなぁと思っていたら、予想外も予想外。
なんと、月亭方正(山崎邦正)さん!
方正さんの落語を聞いてみたい、浅草花月の落語イベントで聞けるから楽しみだと日記に書いたばかりだったので、ゲストが告知されたとき、おもわず「おぉ〜」とうなった。
方正さんの高座を初めて見るのが鶴瓶さんの会になるとは。
今日は「阿弥陀ケ池(方正)」→「青木先生(鶴瓶)」「宮戸川(※お花半七馴れ初めまで)(鶴瓶)」という流れだった。
方正さんの古典落語は思ってた以上に面白く、聞き取りやすかった。
上下をつけ過ぎではないか?と思うところもあったが、全くつけられないよりはましだし、本当に落語に精進していることが伝わる高座だった。
今日、鶴瓶さんから「宮戸川」の稽古をつけてもらったそうなので、方正さんの落語を通して鶴瓶さんを見ることができると思うと、ネタおろしの日が楽しみだ。
小堀さんは見たら泣く「青木先生」は、噺の構成に変化はないのに、ますますパワーアップし、どんどんはまる落語になっていた。
鶴瓶さんじゃなく青木先生がそこに立っているような錯覚に陥ることも。
「宮戸川」はこのお稽古会で卸していないので、という理由。
やっていることは知っていたが聞いたことがなかったので嬉しかった。
半七がお花に追いつかれまいと逃げ回るシーンの演出がテレビ番組のようで、テレビに出ている人ならではだなぁと感じた。
そして、「たちぎれ〜」のような悲愛ものも似合うが、艶っぽい噺の方がより合うようにも感じた。
忙しいけれどもこういう会はやり続けると言ってくれた。
鶴瓶さんはやると言ったら必ずやってくれる方なので、これからも気長に定期的に公式サイトをチェックしよう。
できるけれどもまだここでやったことがないから、いつか...と挙げた噺の中に「お見立て」があって、昔昔亭桃太郎師もやっている噺なので、ついにやり。
桃太郎バージョンは桃太郎師の色がふんだんに入りまくった「お見立て」だが、自分の視点を入れて噺を作ることに関しては鶴瓶さんもなかなかなので、果たして鶴瓶版「お見立て」は、原典そのままの「お見立て」なのか、「死神」や「らくだ」のように、原典の味を損なわずに斬新な設定を加える「鶴瓶版お見立て」なのか。
そのあたりも興味深い。
04月12日(日)
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