ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■人望
役員から書類を至急持って来るよう言われたので急いで役員室に向かうため、階段を下りていたら部長と遭遇。
先週、私の仕事を引っ掻き回すだけ引っ掻き回してくれた人だ。
私も一応大人で社会人なので、はらわたが煮えくり返りそうな思いはまだ消えなくても表面上はそつなく会釈して通り過ぎようとしたら
「あっ、ちょっと待って」
と呼び止められるから何かと思えば
「君ぃ、本好きなんだね。よく昼休みに隣の本屋で見かけてるよ。僕もねぇ、本好きなんだよ。ノンフィクションが好きだったんだけど、特に自己啓発書に最近ハマっちゃってね〜。週刊文春もなかなかいいよね。そう思わない?」
と、ただでさえ急いでる時に本っ当にどーでもいいことをだらだら話し掛けてきたので、
「あの、○○役員から頼まれて今からこの書類を...」
と切り出すと
「あっ、そうなんだ、ごめんごめん。いやぁ、それでね、買いすぎちゃってさぁ。僕ケチだからなかなか捨てられなくてね〜」
と、嫌がらせのようにまた延々と語り出し、挙句の果てに
「なんか、僕たち似てるよね。じゃぁ」
と、憤死もののコメントを残して去って行った。
「何が“僕たち似てるね”だ。似てるか〜っ!きもい、きもい、超きもいっ!○ね〜っ(自主規制)!!ピンポイントで頭の上に雷落ちちまえ!息子の代までローン残ってるオマエの持ち家の地価、どんどん下落しちまえ!」
と声にならない雄叫びを上げずにはいられない私だった。
自分の父親よりも年上のじじいと勝手に見合いをさせられそうになったことよりも腹立たしい上に気持ち悪い。
むかむかしている時にある意味タイムリーな感じで、Googleアラートで「鶴瓶」ニュースを受信。
日経オンラインの新書レビューの記事で、今回は幻冬舎新書の「なぜあの人は人望を集められるのか」について。
>落語家の笑福亭鶴瓶さんは話芸はもちろん、聞くことにかけても名人だ
ということで、「家族に乾杯!」での鶴瓶さんを例に挙げて、“人望”について展開していく(新書の本文には鶴瓶さんに関する記述はない)。
この方は実際鶴瓶さんにお会いしたことがあるため、実感として
>出会った人がとりこになるのがよくわかる。そんなわけで、「人望」といえば、まず浮かぶのが、への字に目尻の下がった彼の顔だ。
と述べており、何だか読みながら嬉しくなった。
私は会ったこともないし、当然ながら言葉を交わしたことも無いが、(あぁ〜、いいわ〜っ。鶴瓶さん良いわ〜、素敵やわ〜)と、落語会などで、何度身を乗り出したことか。
ちなみに“人望”について、新書の中では
>「人に望まれている人なのか、それとも人に望みを持っている人なのか。その両方かもしれませんね」
と、ある臨床心理士の言葉が引用されているそう。
“人に望みを持っている人”...。
なんと素敵な表現だろう。
10月22日(水)
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