ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■生
日本の未来について全く希望を持てない、という人を交えて食事をした。
少なくとも私は大晦日まで世界がバラ色状態なので、せっかくの食事中に不景気なことばかり述べ立てるこの人の主張を表向き真剣な顔で聞きながらも、内心はムーディー勝山ばりに右から左に聞き流しつつせっせこ腹を満たす。
適度に相槌も入れつつ。
表向き真面目顔なので、こういう時は得だ。
その代わり、真面目顔の裏で何も考えていないことが多いので、会議中いきなり話を振られて困ることもあるけれども。
ただ、その人が「長患いされたら困るから母親にはぽっくり逝くように言ってるんですよ」と言った時は「ぽっくり逝かれたら、それはそれで困ると思いますよ」と、素っ気無い語調でつい反論。
この人は私が母を亡くしていることは知らない。
私も敢えては言わない。
言う必要も無い相手だ。
倒れてから亡くなるまでちょうど6週間。
当時はとても1日1日が長かったが、今は何てあっという間だったんだろうと思う。
しかし、もし今も母が意識不明のま生き続けていたら、私は余裕を持って母に接し続けていたのだろうか、母の介護を父や祖母に押し付けてて実家から逃げ出していなかっただろうか、という嫌な予測を時々する。
有り得ないことだけれども、母があっという間に亡くなったのは、父に長く介護をさせることを申し訳なく思っていたり、利己主義な娘に見切りをつけ、自分の生を止めたのではないか?と思うこともある。
かなり突飛な理論だと自分で思いつつも、完全には否定しきれない。
もっと出来ることがあったんじゃないか、とかいつももっと優しくすれば良かったとか、あの時どうしてあんなことを言ってしまったんだろう、とか、悔いは次から次に湧いてくる。
色々気を遣う人だったので、生きる期間についても気を遣わせてしまったのではないかと思ってしまう。
結局、絶望の基準は全て自分自身のこの人と私は相容れることはないなあということを確信しつつ、「仰天ニュース」で紅白司会者内定を露骨に喜ぶ鶴瓶さんににんまりほっこり。
年末までをバラ色の日々にさせてくれてありがとう、鶴瓶さん。
未だに<紅白司会者内定>はマスコミが仕掛けた壮大なドッキリではなかろうかと疑ってしまうんだけど。
11月14日(水)
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