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つらつらきまま
by seri
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■ミカンとスピッツ
舞台を見ていてフラッシュが突然光ったり、カメラ付き携帯の間抜けなシャッター音が聞こえると、腹が立つと同時に敗北感もどことなく覚える。
自分が楽しみながら見ている舞台は、全員を集中させるには力が足りない、ということを誰かから思い知らされた感じがして。
昔、ライブでハリガネが漫才をしてハケた時、近くにいた子が
「あっ!ネタに集中して写真撮れんかった!
…でもいいや。面白かったけん満足したし」
と友達に言っていた。
すげぇ、と思った。
「本当に凄い舞台が目の前で繰り広げられてる時は、<写真を撮る>なんていうことに気持ちは動かない」
そう断言できる。
私も、ネタ中は自粛したけどゲームコーナーの写真は撮っていた頃があるから(もちろん撮影許可の劇場で)。
“写真撮影が許されてる劇場でも、自分たちの単独ライブは写真撮影禁止”
というお達しに少なからず不満を持ったけど、自分の目で舞台を見て初めて、その意味が分かった、という経験もしたから。
特に、最近は、色々と舞台を見るときの規制が敷かれているご時世だ。
舞台をみながら、フト
(舞台中の写真を撮りたいなぁ)
と思い、規則破りと知りつつ
(1枚だけなら…!)とか(記念なんです!)とか、心の中で理由付けをしながら写真を撮影してしまったなら。
自分にとっては
“写真に収めたいと思うほど好きな芸人”
は、自分以外の他人には、
“客にそんな隙を与えてしまうような舞台をしている芸人”
と、いうことになる。
何かそれって勿体無いよなぁ、と思う。
一生好きでいるわけではないとはいえ。
03月16日(火)
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