ID:12940
すうみん日記
by すうみん
[53467hit]

■銀座のクラブ潜入!
今日はA嬢に呼ばれて「銀座のクラブ」に潜入する日。
A嬢は今週の月曜日から入店して5日目。
今日はお店のママの誕生日で、にぎやかしに他の女の子もお客を呼ぶようにという指令が下ったという。
「いや何も初潜入の日がそんなイベントでなくても・・・。」という思いと、
「でもどんなのか見たいし面白そう・・・。」という思いが交錯。
「ところでさぁ、ママの誕生日っていったら、ママのお客さんが大挙して押し寄せるはずだから、俺なんか行っても入れないんじゃないの?」
「そーだよね。ちょっと聞いてみる。」「座席確保は大丈夫だって言ってたよ。」
う〜む。どうなるんだろう?

そして当日は早く仕事を終わらせて行かないと待ち合わせに間に合わないので、朝から「仕事に精が出る。」
まるでOLのように定時に退社し、ダッシュで銀座に向かう。

A嬢と会うのは、約1ヶ月ぶり。正月に餅を食いすぎて太ったって言ってたので、判別できるかちょっと不安。と、斜め横から「すぅさん!」
「え!?」
なんと、A嬢は着物を着て登場!ビィ〜ックリ仰天。
「げ、もろ銀座の女じゃん!」
こんなのと一緒に歩いてるとモロ同伴ってバレバレ。会社が近くにあるので知り合いに見られたらヤだな、とちょっと不安。
「Aちゃん、どっち行くの?並木通りは左だってば」
「え?右だって」
「違うよー。だって、三井アーバンホテルがあっちにあるし、絶対間違いないって。」
A嬢はかなりの方向音痴ということが判明。
「そんなんでよく1週間通ってるねー」
実は、すうさんは、銀座の近くに10数年勤務しているので、この辺は庭のようなもの。
しかし、今日行くようなクラブは初めてである。
以前、何度か接待で連れて行かれた店は、場所は銀座で名前はクラブでも中身は場末のスナックとかパブのようなレベルで、そのくせ値段が高い。
銀座のキャバクラも3年程前に何軒かアタックしたものの、女の子のレベルがジモキャバ並みで幻滅して行かなくなってしまった。
今日行くお店は、聞けば、超高級クラブではないが、普通のレベルくらいらしい。
そしてクラブばっかり入ってるビルに到着。
EV前は、同伴の女性と客で混雑。女性のレベル、客層ともに「さすが」それらしい。
実は、自分は今日は「ナメラレル」とヤなので、一番汚れてなさそうな背広・靴とバーバリのネクタイ・コートを着てロレの時計をはめて出撃という浅はかな格好。
EVを降りると、廊下にズラァ〜ッとお花が並んでいて壮観で腰を抜かしそうになる。
緊張しながらも、入店を拒否られることもなく(同伴なので当たり前だが)着席する。店の中も壁際がすべて花で埋まっていて、すごく豪華な雰囲気。
真ん中にピアノが置いてあって生演奏。
ボトルメニューにはなかったが、ローヤルがあるかどうか聞いたら、スリムじゃない横長のがあったのでいただく。
客層は、いつも行く店と違って、みんな大人で紳士で落ち着いている。
(隣の席では定番ドンペリを開けていた。)
「俺、浮いてない?」と聞くも「全然平気。」と言われちょっと安心する。だが会話の内容が、いつも通りあまりにもくだらないこと言ってはしゃいでるのがちょっと癪。
ボーイさんに冗談言ったりというのも、いつもどおり。
結局、雰囲気はゴージャスなのだが、自分がゴージャスじゃないので、ミスマッチだということを認識する。ちなみに、女性のレベルについては、ヘルプで入った新人の子のお客(自分)に売り上げの女性がつくことはなかったので、判別不可能。見た目はまぁ、普通かな・・・?
「めちゃめちゃいい女」ってのは発見できず。
で、財布の中身もゴージャスに消えて行き、潜入終了。
まぁ、初回ということで、自分も興奮していろいろ見聞きすることが新鮮で面白かったし、いい雰囲気で上品なお客様たちの中で落ち着いて騒げた?し、時間もあっという間に過ぎて楽しい夜だった。

[5]続きを読む

01月23日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る