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すうみん日記
by すうみん
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■「恋する乙女」化現象
「恋する乙女」化とは、現実の事象に立脚していながら、
ある意味、自分勝手な想像や妄想によって、自分の都合
のいいように、相手と自分のあるべき姿を作り上げて
しまう。
その結果、相手が自分の作り上げた「相手」と思い込んで
しまう。
現実には、微妙に違うのだが、恋に落ちてる間は、そんな
ことにおかまいなしである。
要するに、一言で言えば「わがまま」なのである。
「人を好きになったり、嫌いになるということは、もともと
我侭な行為でしょう」（『ひとひらの雪』より）
こういった行為は、極端に言うと、自分さえ良ければいいの
であって、相手の意思や態度などは、ある意味どうでもいい。
「勝手な思い込み」でも、本人にとっては「恋に落ちている」
状態・・・それが「恋する乙女」化現象である。
なんか抽象的でわかりにくいので、もう少し具体的に（笑）。
例）
客「○○ちゃん、好きだよ」
嬢「わ〜い、ありがとう。うれしい〜。」
客（告った→ＯＫだった→恋に落ちた、と解釈）
嬢（客に気に入られた→指名本数増える→ラッキー）
客（いままで、こんなに素直に自分の愛を受け入れて
これた子はいなかった。なんて素直でいい子なんだろう。
この子の素直な気持ちに応えて報いなきゃ。）
客「今度の休みの日デートしよ〜よ。」
嬢「ん〜、私いきなり二人きりだと人見知りしてドキドキ
しちゃう人だから、もうちょっとお店で会って△△さんの
ことをいろいろ知ってからがいいな。」
客（なんて純真無垢でいい子なんだろう。ますます好きに
なった！よ〜し、もっとお店に通って親しくなるゾ！）
なんだか書いてて「あり得ない」お話のような気がしてき
ましたが（笑）、これに近い現象が、ひょっとしてあり得
るのではないかと・・。
この場合、問題点としては、嬢の方は、相手がお客でなきゃ
言い寄られた時にムゲにお断りするか無視するところを、
気を持たせる素振りをみせていることかもしれない。
しかし、そこでムゲに断ったりしたら、この商売成り立たない。
お客としたら、断られたくないから、せっせとお金をつぎ
こんでいる。要するに「わがまま」なのである。
そして、勝手に、自分の「恋愛」（ごっこ）を作り上げて
しまう。実際の「相手の気持ち」は、自分の中で自分勝手
にいいように解釈する。
それが「夢とロマン」を「買う」という行為なのかもしれ
ない。
そして次なる段階「恋は盲目」化現象へと・・・？？？
10月27日(日)
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