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すうみん日記
by すうみん
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■大人の魅力
渡辺サンの本によると、男が飽きっぽく浮気者
なのは、幼児の頃から見られる現象で、男の子は
おもちゃとかでも、すぐに飽きて次々に新しいモノ
を欲しがるのに対し、女の子は、ずっとお気に入り
のぬいぐるみとかを大切にするという、
生来持っている性質らしい。

しかし、すうが思うには、男性が次々に新しい
女性を求めるっていうのは、確かにそうだけれど、
人間はモノではないから、決して自分の所有物
にはできないってこと。
言い換えれば、「人の心」は自分の思い通りには、
ならないし、思い通りにしようということ自体、
間違っていると思う。

欲しがる気持ちは確かにあるとしても、実は、
「欲しい、欲しい」と願っても、もともと自分の
ものにならないものであるような気がする。

ということは、きっぱりと方針を変更して、
欲しがる気持ちをやめちゃって、「思いやり」
とか「愛する気持ち」のほうを大切にすべきなん
じゃないだろうか・・・。

ただ、一方的な片想いだとやっぱ、寂しいから、
相手の人格を認めたうえで、相手からの愛を
欲しがり、愛を求めること自体は、偽らざる
気持ちとして存在するのは確か。

それと、気を付けなければいけないことは、
「愛の押し売り」。
確かに、相手に愛されることは、一般に気持ちよい
という思い込みがあるけれども、好きでもない人に
愛されても、気持ち悪い。

いくら、見た目が可愛い女の子でも、一緒にいて
気持ち良くならない子に好きになられても、うまく
行くはずないと思って、そういうときは、容赦なく
切り捨ててきた。

てことは、逆に、こっちが好きでも、相手がこっち
のことを好きになれない場合は、早目にあきらめた
ほうがいいと思う。

人間、相性というものが厳然として存在する。

相手が自分のことを、「別にイヤじゃなくて、
まあまあ好きかな?」っていうときは、
思いっきり愛する気持ちを増幅してもいいのかな
・・・と思う。

そして、子供の頃は、欲しがるだけだったけれど、
大人になると、今まで欲しかったものは、だいたい
手に入れてきたので、そんなに「欲しい、欲しい」
という気持ちがなくなってくる・・。

そうすると、欲しがるよりも与えることのほうが
楽しくなってくる。
「包容力」にあふれてくると言えるのかも・・。

「欲しがらない」という包容力が
「大人の男の魅力」ではなかろうか?
と思う。
02月26日(火)
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