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すうみん日記
by すうみん
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■初期(Endless sorrow)
彼女の気配り・・・。
すうが、どんな思いで彼女のところに
会いに行ってるか、いろいろ都合つけたり
やりくりして、どれだけ大変な思いしてるのか。
そんなこと、お店の子が考えなくても
いいことなのかもしれないけど、
彼女の場合は、思いやってくれた。
すうの立場になってくれた。
それが、とてもうれしかった。
すうも、彼女の立場を理解しようとした。
(今から思うと、当時のすうは幼稚な理解
しかできなかった)
そんな彼女が大好きだったけど、
すうの仕事が忙しくなって、彼女に
会いに行くことが全く出来なくなった。
とても会いたかった。本当に好きなら、
会社を辞めてでも、仕事を捨ててでも
会いにいけたはずだった。
でも、それもできなかった。
結局は自分がかわいいのだ。
自分がかわいいから自分のことを思ってくれる
人がかわいいのだ。
自分を捨てる事ができなかった。
彼女が好きってのは、自分のことが好きってことの裏返し
にしか過ぎなかった。
ようやく、なんとか時間をつくることができて、
彼女のお店に行けたときは、
彼女は、もう、そこにはいなかった。
(この項終り)
05月20日(日)
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