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えびたま
by くにひた
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■昨日の夜中にチケットを予約した
退院するとき、「自転車はダメ」と注意されてた。
運転できるよになっててよかった。
久しぶりに10-BOXへ観劇に。
上演時間も60分とあったし、
スタッフさんたちもベテラン揃いで感染対策は
きっと万全だろと思える。
会場に入る前に、舞台美術担当のYさんに会えた。
FBで素敵な美術を見て、俄然行きたくなったのだ。
Yさんは持病のアトピーが悪化していた。
チョークでアレルギーが出たのだって。
舞台の床にチョークで細かい絵が描いてある。
大変だ…。
「皆々さまへ」を観る。
自閉症の息子と二人で生きてきた、
年老いた父親のモノローグ、
時に、返事はないが息子への言葉などで綴られる。
丁度昨日、池谷薫監督のドキュメンタリー塾で
「ちづる」を観てた。
やはり自閉症のある妹を、その兄が撮るドキュメンタリ。
妹と、その人生をかけて面倒を看る母。
しょうがいのある子供を持つ親は
そうならなければいけないものなのか。
やはり社会の問題だと思うのだよね。
「ちづる」の中でも、就職のために家から離れる長男に
母親が「こういう妹を持ったのは君の運命なのだから」
(その面倒を見るべきだ)と言うシーンがある。
単純に理不尽だと思うが、
母親の状況こそ理不尽、とはあまり思わない社会がある。
しかも親や家族以外受け入れられない人であったなら
その親や家族がいなくなったら、本当にどうすればいいのか。
悶々と考えつつ観劇。
二人っきりの閉塞感と、幸福感。
しかしちょっと長いなと思った。
会場を出て時計を見たら、上演時間は1時間20分ほどだった。
夕方の報道特集では、引きこもりの問題を特集してた。
年老いた両親が扶養する中年の子供。
コロナ禍のため、引きこもっている人々の社会的な繋がりの場が
活動を制限されている状況で
引きこもり自体が助長されてしまう可能性があると言う問題。
どこまでもタイムリー。
06月12日(土)
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