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えびたま
by くにひた
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■連休おまけのいちにち
ひょっとして入学式があるかもしれないから、と
4月中に念のため休みの申請を出していたので
今日まで連休は続いている。
ミニ典と二人きりの1日。
母ちゃん学校はもう諦めた。
午前中は家事をしつつダラダラ過ごし
お昼ご飯を買いにスーパーへ。
近所のカフェが開いているのを横目に確認。
午後は昨夜「仮設の映画館」で購入した「精神0」の続きを観る。
「精神」を観てないので背景の予備知識がないが
年老いた夫婦のドキュメンタリ。
夫は精神科医、妻は専業主婦だったのだろか。
今は認知症を患っており、
夫が家事を担っている様子。
夫は医師を引退する。
患者さんを他院の医師に渡すための紹介状やら
後任の医師への引き継ぎに追われている。
「精神」で撮影されたらしき、妻の認知症前の映像が
時々入ってくるのが悲し。
古くからの妻の友人を夫婦で訪ねるシーン、
妻はほとんど黙って俯いている。困ったよな笑みを浮かべて。
次から次へと二人の思い出を話す妻の友人。
この人の語る思い出は、妻にとっては奥底へ潜ってしまっていて
取り出せないものなのだ。
老いた二人が共に手を携えて墓参りをするラストシーン。
この夫婦の二人きりの老後が始まるところで
映画は終わるのだな。
失われているものも沢山あると思うけど、
幸せに過ごせますようにと祈らずにいられない。
何かでかがむたびに漏れる夫の細い唸り声や
簡単な作業をしていても切れしてしまう息遣いが耳に残る。
母ちゃんが映画を観ている間
ミニ典は味方のおもちゃたちと共に、ベリアルと戦っていた。
その後自転車の練習をしに公園へ。
ペダルをつけるのは結局諦めた大典だが
サドルは少し高くなっていた。
お蔭でやりにくくなったとこぼすミニ典。
結局練習は途中で嫌になり
後半は泥だんごをひたすら作っていた。
大典が遅くなるので、夕飯は近所のカフェへ。
向かい合わせにならないよに、席の配置が変わっていた。
ミニ典は「コナン」の5巻を読みふける。
1日二人きりだったけど、あまりミニ典に怒らずに過ごせたな、と
思っていたら、寝る前くらいにミニ典に
「自転車のれんしゅうは、母ちゃんきびしすぎた」と言われた。
05月07日(木)
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