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えびたま
by くにひた
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■紙コップのコーヒーを買ったら器がベトベトだった
平田オリザのアンドロイド演劇を観るために
ミニ典に2時間ほどのお留守番をお願い。
先日引っ張り出したハンモックが功を奏し快諾。

大典と二人して宮城野文化センターへ。
アンドロイド演劇「さようなら」を観る。
女性型のアンドロイドと死期の近い持ち主の女性の会話。
アンドロイドは持ち主のために
彼女の気分に合った詩を詠じてくれる。
持ち主が眠り、詩を詠じたまま暗転し
明転するとやはりアンドロイドは詩を詠じていて
持ち主の座っていた椅子が空っぽになっている。
わたしはここで泣きそになった。
持ち主が亡くなった時の気分を、
アンドロイドが感知したままなのだろなと思って。

平田オリザと柳美里のアフタートークつき。
演劇は共感で出来上がる。
それをアンドロイドを使って証明しているよな感じ。
面白かった。

帰ってくるとミニ典は「すそマン」になって襲いかかってきた。
(「すそ」はわたしの古いばばしゃつ)

夕方、ミニ典が発作的に作りたいと言った
カラフルなホットケーキを食べた後、映画を観に出かける。

「さよならテレビ」
東海テレビの報道部の1年余りを追ったドキュメンタリ。
自社の自部署を撮るわけだけど
最初は反発が強くて、徐々にやり方を模索しつつ
ハケンでやってきた若い男の子、
契約で働いているベテラン報道記者、
局イチ押しの若手アナウンサーの3人を軸にして
テレビ局の労働事情だとか、
ジャーナリズムとは、テレビのあり方とは、だとか。
面白く観られたけど、実はもっとエグいものを想像してたので
意外とサラッとしてるな、と言う感じ。
最後にドキュメンタリの文脈をひっくり返す演出があるが
却ってあざとく感じたので、パンフ買わない。

夕食がホットケーキになってしまったので
今しょっぱいものが食べたくて仕方ない。
02月23日(日)
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