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えびたま
by くにひた
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■震災後走り続けていること
盛岡まで芝居を観に行って来た。
なべげん、架空の劇団合同公演「震災タクシー」。
架空の劇団くらもちさんが
震災当日、常磐線でいわきを目指していた。
電車が止まってしまった後、数人で乗り合って
タクシーでいわきを目指すその道中のお話。
津波が、原発事故が、大変なことになっていることも
あまり情報がなくわからないまま
ニアミスしつついわきへと向かっていく。
時間が経ち、振り返って「楽しかったな…」と思う。
フキンシンとは思いつつも。
ドキュメンタリーから出発しているというだけあり
とてもリアルな心情だと思った。
被害の度合いによっては「楽しかった」なんて
言えない場合もあるとは思うけど
あの非日常を振り返ったとき、その状況や体験を
ちょっとおもしろおかしく喋ってしまう傾向が自分にもある。
かと言って、否応無しに変わってしまった現状はあるわけで。
ポストパフォーマンストークでなべげんの畑澤さんが
「どういうものを書いても、震災と絡めてみられる傾向にある」と
話していた。
「震災に向き合い、作品を作るのは表現者の義務である」とも。
問題はその距離感である。
終演後、チケットをお願いした出演者の方に
「仙台でもやればいいのに」と話したら
「被災地まっただ中の仙台ではちょっと…」という
遠慮と言うか、気後れがあるようだ。
当事者であることは変わりない。と思う。
この距離感は、仙台でも大丈夫じゃないかと思うのだけど…。
10月13日(土)
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