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えびたま
by くにひた
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■じいさんの群れの中にて
盛岡の劇団、たつ2000さんの舞台を観に。
60〜70代の劇団員で構成されたシニア劇団らし。
「睡る男」

公演の東屋で、ぴくりとも動かず寝ている男。
それに気付いてしまった人々の話。
死んでいるのか、ただ寝ているのか。
それとも何か病気なのか。
通報しようか、病院に連れて行くか
気付いた以上は放っておけない、
いや、そこまで他人の面倒をみる必要はないなど
寝ている男の周りで議論する人々。

シニアだけあって、上下のソデからプロンプが跳ぶ。
ハラハラするけど、暖かく見守る客席。
お客さんも7.8割は60代以上と思われる。

芝居を若い頃からやっているとわかるのは
一言の台詞もなく、最初に東屋に入る姿だけがみえる
「睡る男」役の方くらいだった。
舞台上にいるたたずまいがタダモノではない。
が、
そうでない方々も、別な存在感があるのだ。
カラダも落ち着かないし、台詞も時々ガタガタになるのに
若造にはない、絶対的な存在感。
顔に、たたずまいに、その人の人生がにじむんだろか。
台詞が完全方言だったのも良かったのかも。
皆さんとてもナチュラルだった。
そして味がありすぎる。
同じ男女構成で20〜30代の人間が並んでみても
薄味に見えるんだろなあ。

時々書いているけど、わたしはじいさん好きである。
舞台だけでなく、客席までじいさんだらけのなかで
かなり楽しく幸せであった。
05月12日(土)
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