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抱茎亭日乗
by エムサク
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■ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!,REBECCA,三差路ムスタング少年の最後,血の涙,熊五郎,清寿司,殺し屋茶村
高橋玄さんを千歳空港に迎えに行くFさんの車に乗せてもらって、11時からゆうばり文化スポーツセンターで上映の『ウォレスとグルミット』を見に行く。
映画には興味はないが、田中康夫ちゃんが来ると知って行くことにした。
会えれば1999年9月14日以来だ。
吹替版のため会場はお子様でいっぱい。こういう雰囲気の映画館は初めてだ。
康夫ちゃんはウォレスだかグルミットだか、犬の方のでっかいぬいぐるみを抱きかかえて登場。
前はもっと小さいぬいぐるみを肩から下げていたような気がするが、ガラス張りの知事室から連れて来たウォレスだかグルミットだかは前足上げたら康夫ちゃんの背丈を越えるほど大きい。
長野県と夕張とウォレスとグルミットを語る康夫ちゃん。
舞台挨拶終了後、控室に行ってみる。
スタッフに取り次いでもらって、出てきた康夫ちゃん。
「なーんだ、桜井って誰かと思ったら桜井真理かあ。何やってんの?」
「友人の映画監督の応援で来てるんです」
「そうなの。会社辞めて今何してんの?」
「宮崎学さんの追っかけとか映画監督の追っかけとか。
康夫ちゃんの追っかけもしたいんですけど。
一時期長野県民になりたい、とか思いました」
「止めた方がいいよ」
なんて話。『ポチの告白』について話す。
「へえ、ガクさん(宮崎さんのこと)こんなの出てるんだ。へええ」
「年賀状が戻って来てしまって」と言ったらいろんなバージョンの名刺を6枚もくれた。
これなら分厚くて折られまい。
朝、夕張に着いて、終わったらすぐ東京に戻るとか。相変わらず精力的だのぉ。
席に戻って『ウォレスとグルミット』の続きを見る。案外面白かった。
ディズニーアニメなどとは違って、神父が尼さんプロレスファンだとか、イギリスっぽくて結構可笑しい。
康夫ちゃんが来なければ絶対見ていなかった。
犬の方がグルミットということもわかって、すっかり認識を改めた。
連絡バスで戻り、川本淳市さんらと『ホテルシューパロ』へ。
高橋玄さん、菅田俊さんも着いて『レストラン REBECCA』に高橋組続々集合。
私は映画人ではないが同席させてもらってお話を聞く。
菅田さんがひったくりを捕まえて、20日に目白署に表彰された話は笑った。
21日のスポーツ紙にも「このところは(TBSのドラマ『輪舞曲―ロンド―』など)“警官”づいているが、実生活でも大きな手柄をあげた」と載ったらしい。
目白警察署長とのツーショット写真を見せてくれる。
皆「すっげー!」と爆笑。照れる菅田さん。カッコイイ!
警察犯罪映画『ポチの告白』が公開されたら、目白署長は魂消るだろうなあ。
「いいなあ。俺もひったくり捕まえたのに、表彰されるどころか俺が逆に疑われちゃって、えらい目にあったよ」と川本さん。これも笑った。
私は先に失礼して『三差路ムスタング少年の最後』を見に行く。
いじめられっ子が復讐のために股間の大事なモノをマシンガンに換える手術を受け、どうしたこうしたの韓国映画。
全くダメ。耐えられず席を立つ。ああ失敗。
これなら市民会館でやっている招待作品のサッカー映画『GOAL!』にすればよかった。
移動するも途中入場お断り、とのことでガッカリ。
市民会館前駐車場では旭町町内会主催のストーブパーティー『居酒屋 熊五郎』が開かれていて、通りかかったら金田浩樹さんがいて、日本酒、味噌汁、肉など頂く。
フジテレビ笠井アナウンサーも去年同様夕張市民と交流していた。
『ポチの告白』宣伝のため菅田さんの表彰話をしようと、話しかけるタイミングを窺っていたのだが、常に皆に囲まれてお話中で叶わず。
次も招待作品の『エミリー・ローズ』を見るか、『バンジージャンプする』のキム・デスン監督のコンペ作品『血の涙』にするか迷って『血の涙』。
島で予告された殺人―車裂、石刑、塗貌紙、肉漿、梟示。
島民は恐怖と狂気に包まれ……、という話。
残酷なシーンは映画として面白かったが、間のやり取りが退屈で寝てしまた。
玄さん、菅田さん、中田圭監督と俳優、スタッフの皆さんで『清寿司』、2階の個室。
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02月25日(土)
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