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抱茎亭日乗
by エムサク
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■口説かれない女,『なすび』お盆コンサート,パーティー打合せ
本日は大学の友人で東京スカパラダイスオーケストラの元ドラマーで、亡くなった青木君の誕生日。
青木パパとお墓参りに行こうと思っていたが、仕事でかなわず。
青木パパは夜の『なすび』コンサートに来てくれるはずだったが、酷暑のお墓参りで気分が悪くなってしまったと連絡が入る。
熱中症かと心配になる。
私もお昼に外に出て、お盆で休みの多い中店を探し歩いて焼け焦げそうになったぐらいだから、お年寄りにはきつかろう。お大事に。
私を「頑張って口説きたい」→「口説けなくなった」という男性が、8月2日の日記を読んで釈明メール。
> 沖縄の話から真理サンをくどく
> 体勢に入ったところ、「イメージわかない」とのお返事に
> 途方に暮れました。
> そんな中で(略)で深酒をしてしまいました。
> なんとそこで逆ナンにあいその時点でワタクシは真理サンを
> くどく権利を失ってしまったというのが実態です・・・
「了解です。いい話じゃないですか!」と返信。
今やどうでもいい話だが、その気が無い人をその気にさせることを「口説く」と言うのであって、「一緒に沖縄旅行に行きましょう」「行く行く!」ならば「頑張って口説いた」とは言わない。
「二人で沖縄?イメージできない」と言われたら「こんなでこんなで、こんなに楽しいんだぜ!」ぐらい言ってくれなくちゃ。
権利とか義務とかの問題じゃないし。「彼女ができたから」でよいではないの。仲良くやってくれい!
『なすび』の千秋さんに、お盆コンサートの受付と詩の朗読を頼まれていた。
19:30開始だから18:30に会場のレストラン『三華』に行けばいいと思っていたら、18時過ぎに母から電話。
「何よ、あんた、まだ家にいるの?」
「仕事です」
「私はもう着いてるから。千秋さんがあんたは遅刻の常習犯だって言ってるわよ」
「そうですが。18時半には行きます」
と言いつつ間に合わない。高田馬場で千秋さんに電話。
「受付はお母さんにやってもらってるから」と言われる。すみませーん!
『三華』に着くと、もう何人もお客様が入っていた。ありゃりゃ。
受付には母と母の友人Kさんが座っている。良かった、母がいてくれて。
千秋さんに「詩の原稿は持ってきた?」と言われ
「いえ」
「なーんだよ、忘れちゃったの!」
「いや、用意して頂けるのかと思ってたから」
「練習してないの?」
「全く」
「だめだねえ!」
と叱られる。
「いや、あのね、実は母が連れてきたお友達は役者さんなんです。それと、母は以前朗読教室に通ってました。だから、私より二人のどちらかがやった方がいいですよ」
とこれも二人に振る。酷い無責任娘だ。
しかし「真理さんのパーティーの宣伝もしていいからね」とスピーチの時間をくれる千秋さん。
確か「5人お客さんを集めてくれたら」という条件も満たしていないのに会費も免除してくれた。かなり申し訳ない感じ。
他の人のスピーチは8月15日を、戦争を忘れないとか、『なすび』縁の人を弔うなどの内容が多い中、私は全く関係ない『MARIBAR』の宣伝。
浅い薄い話で恥ずかしい。まあいいか。『なすび』では最若手ってことで。
そしていよいよコンサート、とほぼ同時に激しい雷鳴。
アコーディオンとピアノ奏者のミヤックこと渡辺美和子さん、フラメンコギターの今田央さん、それぞれのソロと初セッション。
これに実に絶妙なタイミングで雷が入る。まるで太鼓奏者がいるかのよう。
私は窓際の席にいたのでガラス窓を叩く豪雨の音が伴奏に聞こえる。
人間の奏でる楽器の生音と自然の生み出す驚異的な音のカルテット。
なんとも8月15日祈念にふさわしい雰囲気の、目白の夜。
最後に千秋さんがある集会で聞いてきたという詩(原作はジェームス三木らしい)の朗読。結局Kさんがやることになった。
どの国でしょうか
世界で最も沢山の 外国人を殺したのはどこの国でしょうか
世界で最も沢山の 爆弾を 外国に落とした国は どこのくにでしょうか
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08月15日(月)
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