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抱茎亭日乗
by エムサク
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■映画『コースト・ガード』,『インファナル・アフェア 終極無間』
加藤剛が好きだと言ってた高校からの友人が、韓流ブームに乗って最近はチャン・ドンゴンが好きらしい。
なんとなくホッとする。理想の人は加藤剛って、さすが元生徒会長だが、ちょっと心配でもあった。余計なお世話だが。
更に余計な話だが、チャン・ドンゴンは元内縁夫に一瞬似ている。
そのチャン・ドンゴンが自ら志願して破格の安いギャラで出演したという、キム・ギドク監督の『コースト・ガード』を見る。
シネマスクエアとうきゅうで開催中の『韓流シネマ・フェスティバル2005』の上映作品でレディース割引は無かった。
誤って民間人を射殺してしまった軍人が気が狂っていくのだが、殺された民間人の恋人の女もまた気が触れてしまう。
あんな風に恋人を失ったら、狂わなくちゃ生きていけないかもしれない。
その狂いようがキム・ギドクの世界。あまりに悲惨なのに優しい。酷い話なのに可笑しい。
そしてこの話は架空の物語ではなく、キム・ギドク監督が海兵隊で見た実体験を基にしているとか。
『コースト・ガード』で軍人と女が壊れていくのを見た同じ日に『MARIBAR BBS』が荒らされているのを見る。
前者は理解できるが後者の理由はわからない。ああでも書かなきゃ生きていけない何かがあるのか?
『コースト・ガード』では「国家」が重くのしかかっているが、あの書き込みに何か背景ってあるのか?
比べるのは全く意味無いとは思いつつ、キム・ギドク監督の好き嫌いが分かれるのと同じように、
> 変な書き込みは削除した方が良いわよ!そこまで親切する必要ないわ!
と心配してくれる人がいる一方、あの書き込みを待ってる人もいて(私は違う)、
> 痺れました。充電してただけのことはある。
> 何故か元気付けられます。
とか。他でやってくれよ、と思うが嫌がらせなら嫌がるのも勿体無いくらい。
続いて『インファナル・アフェア 終極無間』を見る。寝てしまった。
3部作の完結編で、謎が明らかになっているらしいが、どんな謎だか忘れちゃってるし、駄目だこりゃ。
いい場面で寝てたのかもしれないが、起きてる範囲で面白いと思ったシーンも特に無く。
悔しいのでTからVまでもう一度見直したいけど、そこまでして「面白くなかった」となったら更に悔しそうだ。
今日の日記の冒頭に書いた友人とは別の、高校の友人からメール。
> 解決しなきゃいけないこと、前に進めなきゃいけないことが山積み、
> あれもやらなきゃこれも解決しなきゃって、考えるだけで滅入ってきて、結局何も端
> 緒につけず。
> で、何にも進んでないって、更に滅入る。
> だめだ。
「私も同じよー。滅入るわね。こうして何もしないで死んでしまうのか、みたいな。
とはいえ日々楽しいこともあるので流されている感じ」と返信。
04月20日(水)
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