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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『ラ・メゾン・ド・カリー・クゥー』,『シューパロ』,『マウントレースイ』,『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』,『GRACE』
10時チェックアウト。快晴。雪が眩しい眩しい。日記読者Mさんと約束したお昼まで時間があるので、荷物を預けて夕張行きのバス停をチェックしてから、サングラスを探す。デパートの1階とかにありそうなものだが、どこの店も上層階にあるメガネサロンを案内される。なんか違う感じ。
札幌パルコの入り口では、かわいい男の子がランチのチラシを配っていた。
待ち合わせ場所に現れたMさんはシックで落ち着いた感じの女性だった。
「何食べます?」と聞かれたのでパルコでもらったチラシの店を提案。
「スープカレーですね。札幌の名物なんです」とMさん。
「そうなんですか?全然知らなかった。そう言えば最近東京のコンビニでスープカレー買いました。すっごい不味くてビックリしたけど。あれは札幌から来たのかな?」
などと話しながら『ラ・メゾン・ド・カリー・クゥー』へ。
かわいい男の子は…いた!「チラシもらったので来ました」と言うと、にっこり笑って「ありがとうございます」。いいねいいね。
「桜井さん、メンクイなんですよね」
「はい、大変。彼、かわいいですよね」
「うんうん」
「Mさんの好みは?」
「私は趣味が悪い、って言われるんですよ」
「外見はこだわらないってことですか?それともそういう人が好きなんですか?」
「そういう人が好きなのかも」
「じゃあ、Mさんもある意味メンクイですよ」
などと他愛もない話や仕事の話、どこから私の日記に?など。
『クゥー』のスープカレーの味は、普通。昨日O君も言ってたが、札幌の料理は量が多い。
スープカレーの器もラーメン丼より二周りぐらいでかい。
会計時、かわいい男の子は「どちらから?東京!わざわざありがとうございます」とまた笑顔。
「あの子、素晴らしい!むちゃくちゃいい子だ!」とMさんに言ったら
「北海道の男の子は素朴なんですよ」。
再会を約束してMさんと別れ、バスで夕張へ。途中、一段と寒くなる。
スキー場の山が迫った雪景色とはまた違う、ひろーい大地がずーと真っ白なのを見るのも多分初めて。
15時半過ぎぐらいだったか、映画祭関係者がいっぱいの『ホテルシューパロ』着。ロビーで高橋玄さんチームに遭遇。
チェックイン後、ホテルの近辺を散歩。スキー場でメルヘンチックだったり、ヨーロッパ風に洒落たところは見たことがあるが、夕張は軒先の氷のキャンドルスタンドとか、いろんな大きさのたくさんの雪だるまとか、いちいちかわいい。センスも悪くない。そして、名作映画の大きな看板があちこちに。一人で歩いていても楽しくなる。
また玄さんチームに出くわす。商店街に映画『CHARON』のポスターを貼って、宣伝に歩いてるみたいだ。お手伝いするべきだったか?と後になって思う。
ホテルに戻ってレストラン『REBECCA』で一人晩御飯。皆さん映画祭の開会式に行ったようで、静かな店内、ロビー。
映画祭のオープニングは『シャーク・テイル』の上映。全く興味ないので、私は参加せず、誰もいないホテルの大浴場へ。さら湯に浸かって、体操しちゃったり。ああ極楽。
ゆっくり準備をして、夕張『ご近所さん』の白くまさんからの連絡を待つ。
パーティー会場へはタクシー?相乗り?とやってたら白くまさんが迎えに来てくれ、『ホテルマウントレースイ』まで送ってもらう。
「本当に一人出来たんだ」と言われる。
ウエルカムパーティーは21:30からと聞いていたが、時間前に既に始まっていた。私はお腹いっぱいだったので料理にはほとんど手をつけず、飲む。
本日の衣装、ひびのこづえの蛍光黄色のチューブリボン・スーツは夕張メロンなヘアスタイルととてもよく合っていて、知らない人にも褒められる。
ステージで餅つきをする奥田瑛二、松方弘樹を見たり、『愛を乞う人』『OUT』『レディージョーカー』監督の平山秀幸さんとお話したり、寺島しのぶ出品の着物のオークションに参加してみたり、地元の人ともお話。楽しかった。
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02月24日(木)
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