ID:11544
抱茎亭日乗
by エムサク
[326713hit]
■慶応義塾大学病院,ビアステーション恵比寿,映画『Bowling for Clumbine』,銀兎
身体の都合はなんとかなって、慶応病院産婦人科。
医師が席をはずした隙に私のカルテを捲っていると、
「カルテはあまり…(勝手に見ないで下さい)」と看護婦に言われる。
「いけないんですか?」と言いながら捲り続ける私。
「カルテの閲覧は…」と困った感じの看護婦さん。
「へえ、見たらいけないんだ…」とすっとぼける私。
私の情報なのに見ちゃいけないなんて変なの。
だったらページを開いたまま席をはずすのもいけないんじゃないか。
私が見たかったのは、以前診察台で写真を摂られた事があるからだ。
その写真はカルテに貼ってあるのか、知りたかった。
私がさらっと見た限りではその写真は見当たらなかった。
じゃあ、あの写真は何に使われたのだ?今、何所にあるんだ?
いつか確かめてみようと思う。
半年振りの超音波検査。医師は男性だったが、優しくて、説明も丁寧で不快度はかなり低い。
それでもやはり病院は気が滅入るが、今日は天気が良く暖かくて気持ちがいい。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』を見に行こう。
13時過ぎに『恵比寿ガーデンシネマ』に電話すると、
16:30の回なら見られるだろう、とのこと。
映画館の外まで列ができていて、チケットを買って予約を取るのに何十分も並ばされる。
今週から2館上映になったが、えらい混みようだ。
時間潰しに『ビアステーション恵比寿』でランチ。鶏とナスのグリーンカレー。
禁煙席は開放的で明るくて、いい感じ。
オリジナルビールの恵比寿デュンケルと、ヘニンガーを飲んでいい気分。
私は頼まなかったが「お一人様用内緒のハーフサイズメニュー」というのもあって、
気が利いてる。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』は面白かった。
もっとゲラゲラ笑っちゃうのかと思ったが、結構真剣に見てしまった。
やっぱりアメリカの精神レベルなんて全然高くない。
中国ではこの映画やらないだろうか。Mにも見て欲しいと思う。
隣の男子はずーっと寝ていた。
見る前に「コロンバインって何?人の名前?」などと言っている人もいたので
「話題になってるらしいから見る」という人も多いんだろう。
映画が終わって外に出ると、もうレイトショーまで満席。諦めて帰る人多数。
すごいヒットだ。何故毎日レイトショーをやらないのだろう?
ゼミ仲間のS君に『やらぬ仲』のエピソードをチェックしてもらうために会う。
名原さんとの共著『真理さんへ』の中で使うからだ。
S君が迎えに来てくれて、池袋『銀兎』。池袋らしからぬ白い異空間。広い。
メニューは創作和食。どれも美味しかった。
話題になっているもの好きそうなS君は、『ボウリング・フォー・コロンバイン』のことを知らなかった。
「『ゆきゆきて神軍』みたいの?」と聞くから「そんな感じ」と言ったら「見たい見たい」。
もらった割引券をあげる。
S君に会う前に池袋駅で、足を思いっきり踏まれて「いったーい!」と言ったら、
踏んだ男は連れの女に「今、オバチャンの足踏んじゃったよー」とヘラヘラしている。
殴ってやりたかった。「そんな事言ってる前に謝れ!」と言ってやりたかった。
でも「オバチャン」にショックで何も言えなかった。
という話をS君にしたら「そういう奴は一生直らない。そいつの環境が悪かったんだね」と言う。
「オバチャンと言われたからにはオバチャンとして教育してやるべきだったわ」
「絶対謝らないよ」
「そんなこと無いわよ。注意したこと無いでしょ?」
「無い」
「意外に『スミマセン』て素直に謝る場合もあるのよ」
S君は『銀兎』の店員が注文と違うものを持ってきても「いいよ俺食べる」。
クレーマークレーマーの私とは違う。
ゼミの公式MLを巡る激論から親睦系の新MLを作ったことに関しても否定的で、
2人の激論になる。
「あの言い争いは何も生まないじゃないか」とS君。
「親睦系MLができたじゃない」と私。
「管理者が気に食わないんだったら自分がやるって言えばいいんだ」
[5]続きを読む
03月08日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る