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抱茎亭日乗
by エムサク
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■お誕生日続き,ささきもと子バッグ完成!,七月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』,『なすび』
傷つけたり、傷つけられたり、癒したり、癒されたり、家族ってそういうものじゃないの?」
「Yさんが入院した時とか亡くなる時、Tはいろいろ助けてくれた。感謝してる。なのにYさんのことを悪く言うなんて、最低」
「で、『一生気にしてれば』って伝えればいいの?」
「私からは絶対に連絡しない。Tと付き合ってもプラスはない。マイナスになる人間とは付き合わない」
「へえ、全部損得なの。自分が『あの人はプラス』『こいつはマイナス』って決めるの。随分偉いんだね。」
母はT叔父の言葉に傷ついたのかもしれないが、自分もT叔父を傷つけていることに全く意識が及ばない。
「自分は間違ってない、あいつは馬鹿、私は誰も傷つけてない、って思ってるでしょう。それは傲慢だよ」と私。
「傲慢じゃない!」
「常に自分が正しくて、私は偉い、あいつは私を傷つけた、許さないって自分で言って人もそう言うべきだと思っているなんて傲慢じゃん」
「私は傲慢じゃない!」
「間違ってるよ!だから嫌われるんじゃん」
「嫌われてない!誰一人切れてない!皆続いてる!」
「それは皆大人だから言わないの。しつこく誘われて、うるさいなあと思ってるの!」
「ああそう!そう思ってりゃいいじゃない。私もこのままで行くわ!今更変えられないから!」
ますますヒートアップする母。元気で何より。T叔父には大変申し訳ないが、仲裁失敗。
07月28日(木)
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