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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『遊山亭』,48歳『ご近所さん』,『エルザ』,『TEATRON 88』,『かり屋』,『呑者家』
「意識してないけど、日本人には天皇制が浸み込んでんだよ」
「そうかもしれないけど、私はなくなっても全然平気です」
「歴史を勉強したらそんな事は言えなくなる」
「そうかなあ」
「宮崎(学)さんは、天皇制がなくなったら日本がどうなるかちゃんとわかっていて、それでいらん、と言ってるんだよ」
「いらんいらん」
「だって、皆好きだろう。『愛子さまー』なんて言って」
そりゃそうだけど、子供が出来れば誰でも「おめでとう」と言うわけだし。
天皇制がなくなっても山口百恵のように伝説として慕われたり「何とかの末裔」としてたまに注目されたりするだけの話じゃないのか?その程度で何も困らないが。そういう問題じゃないか?
『かり屋』がお開きになる頃、誰かが「映画やりましょうよ、映画」と私の肩を揉む。
「いや、私は役者じゃないですから。演技は全く駄目です」
「そんなの大丈夫。オーラがあるから」
「え、でも玄さんにそんなこと言われたことないですよ」
「ヘーキヘーキ」
「あの、どちら様ですか?」
「助監督の中西です」
あらま、そうでしたか!これはスカウトか?
もう始発も動いている時間なのに、20人以上?で4次会、居酒屋『呑者家』。
眠くてたまらない。知らない若い俳優君(だと思う)と一緒のテーブルでちょっと話して眠ってしまった。
気がつくと玄さんが勘定を済ませお店を出るところだった。「ご馳走様です!」と声を揃えた人は、まだ10人ぐらいいたが、終わりそうな気配は無い。
私は本日出勤予定。店を出たのは朝7時過ぎか?ヘロヘロで帰る。
01月27日(木)
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