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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アニメなどニュースあれこれ。『キル・ビル vol.2』も見たよ。
 クソ忙しい日々が続いて、ニュースチェックを怠ってるうちに、やたらと「ウッソ〜ッ!てな出来事が世間ではいろいろと起こってたのである。どこぞの党首の辞任? いや、政治には三面記事的な野次馬興味しか持ってないから。

 まずは『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』映画化とか。もちろん監督はトミノ御大なんだけど、いやまあ黒歴史として封印してたはずの『Z』をまた今ごろ持ってくるというのは、いったいどうしちゃったんだかねえ。だいたいどこの誰がそんなニーズを出したのか。トミノさんの脳内人格か。
 まさか、これって、続けて『ZZ』も連続して映画化とか、サンライズはそんなこと企んでるんじゃないだろね? 『ガンダム』だけで21世紀も持たせようって腹なのか? あるいは安彦さんに『Zガンダム The Origin』を描かせるための伏線とか……いやまあどうせ「描き残したことがあった」とか、つまんない理由なんだろうけど。ファーストガンダム世代はどうしたって「いや、もうテレビシリーズ(あるいはギリギリ劇場版)で『ガンダム』は完結してるから」と思っちゃうからなあ。

 「何を今さら」という「続編」なら、やっぱり前作でキレイに完結してるのに、なぜか『2』が作られちゃう『トップをねらえ!』。
 スタッフは、原作・制作:GAINAX、原案&監督:鶴巻和哉、脚本:榎戸洋司、キャラクターデザイン:貞本義行、バスタ−マシンデザイン:いづなよしつね、メカニックデザイン:石垣純哉・コヤマシゲト、フューチャービジュアル:okama、音楽:田中公平、企画監修:庵野秀明。
 第1話スタッフは、絵コンテ:樋口真嗣、演出:大塚雅彦、作画監督:貞本義行&柴田由香、それ以降の絵コンテも、第2話:幾原邦彦、第3話:平松禎史、第4話:庵野秀明が担当するガイナックス創立20周年記念作品。まあ、スタッフだけは確かに総力戦に近いねえ。でも前作の実質的な脚本家である山賀博之さんの名前がないのはどうしてかな?
 キャストは、主人公・ノノに福井裕佳梨、お姉さま・ラルクに坂本真綾、ライバル・チコに沢城みゆき。すごく売れセンな人を使って「萌え」を狙ってるわけでもなく、かと言って超ベテランなわけでもなく、ちょっと「ビミョー」な感じなのがいかにもガイナックスらしいか。
 これも、誰が望んで立ちあがった企画だかわかんないあたり、期待していいんだか悪いんだか、それこそ「ビミョー」。でも前作はともかく大好きだったから、DVDが出たら買うとは思うけど。


 もう一つ、特撮系では、実相寺昭雄監督の新作が製作決定。江戸川乱歩シリーズ第三弾だけれど、なんと題材は『鏡地獄』。原作に名探偵明智小五郎は登場しないが、映画では脚色が加えられて探偵モノとして映像化。けれど演じるのは前作までの嶋田久作に代わって、浅野忠信。……これもどんな出来になるかちょっと見当つかんね。
 映画は『鏡地獄』を含んだ4人の監督作によるオムニバス形式で、総タイトルは『乱歩地獄』となる模様。その内容は以下の通り。
(1)「火星の運河」(竹内スグル監督、主演・浅野忠信) 男(浅野)は暗黒の森を歩きつづけている。やがて現れた沼で、ふと自分の体を見ると、恋人とそっくりな雪のように白い女の肉体となっていた。
(2)「鏡地獄」(実相寺昭雄監督、主演・成宮寛貴) 昭和24年ごろの鎌倉が舞台。女たちが次々と変死をする事件が発生。捜査を進める明智(浅野)は、事件の陰に美青年・透(成宮)の存在があることに気づく。透がかかわった女は必ず、彼の虜(とりこ)になっていた。
(3)「芋虫」(佐藤寿保監督、主演・松田龍平) 屋根裏に潜む平井太郎(松田)は戦争で両手両足を失い胴体だけになった須永中尉(大森南朋)とその妻(岡元夕紀子)の生活をのぞいている。愛と残虐性が混在した、その生活の行方は?
(4)「蟲」(カネコアツシ監督、主演・浅野忠信) 征木(浅野)は異様なほど内気な男。親の遺産で、土蔵の薄暗い部屋でひっそりと過ごしていた。あるとき、少年時代にあこがれた女と再会し、ストーカー行為を続ける。やがて、女を完全に自分のものにしようと思い立つが……。

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05月12日(水)
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