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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ギャグをやるなら命がけ/『魔法先生ネギま!』2巻(赤松健)
 ようやく夏が来たかという感じの暑さ。職場でもタオルで額の汗を拭う人が増えているし、いつの間にか鳴き出した蝉の声も間断なく、ただうるさい。
 それでも例年のように目眩がするとか、そういうことはないので随分楽である。
 ヨーロッパの方は日本と反対に四十度を越す日もあって、死者も多数出たそうだ。テレビのニュースでは、道端で素っ裸になってるデブッたおっさんばかり映してるが、どうして女性の(自粛)。犬が公演の噴水に飛び込んで泳いでいるのが哀れを誘う。日本の冷夏はこのヨーロッパの猛夏の影響だそうな。
 でも、特に気象に詳しいわけじゃないから、偏西風がどうのこうのと言われても、感覚的に何がどうなってどう影響してるのかは全然ピンと来ない。来年、この逆にヨーロッパが涼しくて日本が暑くなっちまうんじゃないかと、そんなことが気になるのである。母が死んだのも例年になく猛暑の夏の終わりだった。


 仕事から帰って、短いけれども頑張って日記を五日分更新。二十日近く溜まっているので、殆ど焼け石に水なのだが、飛ばして今日の分だけ書くというのももうしたくはないので、何とか進める。平日のチャットなんぞしなけりゃ、もちっと書けるんだろうが、これも楽しいのでついつい番人してしまうのである。人待ちしてる間に日記が書けりゃいいんだが、集中力もだんだん衰えてきているので、入室待ちしてる間は日記を書き進められないのだ。
 結局、どんどん自分で自分の首を締めているのである。


 夜、チャットでヨナさんから「フジテレビが13日に放映したバラエティー番組の中で、プロ野球ダイエーの王貞治監督を侮辱するような場面があり、ダイエー球団が抗議していた問題で、フジテレビの矢吹忠比古スポーツ局長が18日、福岡ドームに佐藤賢二球団本部長を訪ねて謝罪した」というニュースを聞く。
 当該の番組は見てないんでよくは分らないが、ギャグであろうが真剣であろうが、誰かをからかったり揶揄したりする場合、自分たちがいったい何をしたいのか、そのリアクションがどう来るかを想定した上でやんなきゃ意味ないと思うんだが、さて、イマドキのバラエティー番組作ってる連中がそこまで考えてるものかどうか。
 基本的に私は、芸能人を含めてメディアに顔出ししてる人たちは自分たちの行為を批判・揶揄されることは覚悟しなきゃなんないものだと思っている。その点、王監督の「芸能界と野球界は違う」との認識は誤りだ。違うというなら、野球人が現役時代からCMに出るような「芸能活動」をしちゃイカンがな。
 仮に当該番組の内容がひどく下品なものだったとしても、まあ腹を立てるくらいならばともかくも、番組に圧力を加えたり、訴えたりするというのは、それこそ逆に「何様のつもり」という謗りを受けても仕方がない。いしいひさいちのマンガに文句垂れてたオッサンも巨人にゃいたが、「大人げないよなあ」としか思われなかったものねえ。
 記事をよく読むと、謝ってるのは「スポーツ局長」であって「番組ディレクター」ではない。つまり、番組自体はあくまで王監督を「侮辱したい」という姿勢を崩したくないのだ、とも取れるのだが、本当のところはどうなんだろう。もちろん批判に対して逆批判される「覚悟」があってやったのであれば、これはどうあったって謝っちゃいかんのだが。
 でも、今のテレビディレクターはバカばっかだから、十中八九、そこまでの覚悟はなかろうと思うんである。今回ばかりはバカにちょっとお灸をすえる意味で、プロ野球協会はフジテレビに対して厳しい処置を取ってもよかろうと思うよ。


 チャットにグータロウ君からの書きこみがあったけれど、返事をする余裕がなかったので、直接電話をする。
 グータロウ君、テレビで『アクロイド殺人事件』を見たそうで、えらくクサしてたので、さてどの『アクロイド』かと気になったのだ。
 『アクロイド殺し』は1931年にオースティン・トレバーがポアロに扮して『アリバイ』のタイトルで映画化されている。もちろん日本未公開なので、まさかそれじゃあ、と思ったのだが、話を聞いてみると、残念ながらデビッド・スーシェ主演のテレビドラマ版であった。

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08月18日(月)
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