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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■メモ日記/アニメとマンガな一日。
『仮面ライダー555』、アニメ『明日のナージャ』、『金色のガッシュベル』、続いて『鉄腕アトム』第4話。もう『555』はストーリーがどんなんなってるのかわかんない。
『アトム』は原作中の名エピソード『電光人間』。タイトルはシンプルに『電光』となった。今回の一番の改変は電光が死ななかったことだけど、これ、必ずしも改悪とは言えないんじゃないか。原作ファンの一部は怒るかもしれないけれど、手塚治虫は感動を盛り上げるためにキャラを安易に殺しちゃう悪いクセがある。このあと、アトラスも死ぬし、プルートゥも死ぬし、ブルーボンも死ぬんである(このへんはさすがに生かせまいなあ)。電光くらい、助けてやらないと、アトムの人間不信が早まってしまうではないか。シリーズ構成から言ってもちょっと早過ぎるしね。
それより、スカンクが昔に比べて随分チンピラっぽくなっちゃったのがどうもね。まあ、原作のキャラ自体、近年のはとてもモデルがリチャード・ウィドマークとは思えないくらいにチンケなキャラになってたんだけどさ。声はオリジナル版は家弓家正さんだったけれど、今回は矢尾一樹さん。矢尾さんも結構いいトシになってるはずだけど、声はまだ若いヒーロー声だから違和感があるなあ。いっそのこと子安武人にでもさせたらよかったんちゃうか。
マンガ、あだち充『KATSU!』7巻。
……男のマンガになってきたなあ。何度も書いてるがあだち充をラブコメマンガ家で括るなよ。そういう部分がないわけじゃないが、女々しい梶原一騎漫画に比べりゃよっぽど男を描いてるぞ。なんたって、あだちキャラの殆どが自分に言い訳をしないからね(梶原キャラの言い訳ぶりを思い出してみなよ)。
活樹の父親が誰か、ということが物語のキモでなかったことは、長年のあだちファンにならわかることだろう。『タッチ』で和也の死自体がドラマだったのではなく、和也を失った後の達也と南が自らのドラマを築かねばならなかったように、「その後」のキャラの心理と姿勢がドラマを作っているのである。
二人の父親の「思い」は活樹にとって「重荷」になってるに違いないのだが、そんなんあだちさんは絶対「語ったり」しないからね。そこにちゃんと「男」を見ようよな。
ここ数年、絵が進歩してないように見えていたキャラの描き方にも変化が見えてきた。またどうせあだちマンガか、とタカを括ってた諸君。これは買いだよ。
マンガ、一色まこと『花田少年史 総集編』1巻。
アニメが面白かったんでマンガも読んでみたけど、こっちは印象が普通だなあ。やっぱ演出の問題なのかね。
マンガ、竹本泉『トランジスタにヴィーナス』5巻。
イーナスの胸が小さい! と思ったら、少女時代のお話なのでした。わしゃマンガのどこを見てるのかね。
前々から気になってるんだけど、イーナスの人死にをさせない能力というのはどういう力なんだろうか。物理法則に則った力ではなくて、運命の因果律そのものに干渉してるとしか思えないんだが、それってやっぱり「神」ってことになるんじゃないのかなあ。でもそういう落ちには絶対しそうにないんだけどね、竹本さんの場合は。
DVD『サイボーグ009』3・4巻。
バトルアライブ編のボックスも付録でついてきました。
このあたりの話はテレビで見逃してたのも多いので、新鮮な印象で見る。
34話「ファラオウィルス」。作画にさほど変更なしか? アクションする003が珍しい一編だけど、どうせなら『死の翼アルバトロス』並に動かしてほしかったな。
35話「風の都」。初見。イシュキック、島本須美さんだったか。この話、こんな合間にやるんじゃなくて、ブラックゴースト倒した後にやって天使編に繋げる一エピソードにすればよかったんじゃないかなあ。
36話「凍る大地」。初見。テレビ放送時は作画がひどかったらしいが、たいしてリテイクされてないんじゃないか。
37話「星祭りの夜」。初見。作画もいいし(紺野さんじゃん)、話自体も原作と離れちゃってるわりには悪くないんだけど、ネタバラシが早過ぎるのと、ラストの少女のセリフが蛇足。誰か金春智子に、一から脚本の書き方教えてやってくれ。
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04月27日(日)
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