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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■夢の中の足蹴り/映画『動脈列島』ほか
夢の話が続いているけれど、さて、これは現実か夢か。
夜、ぐっすり寝てたんだが、ナニモノかにいきなりケツを蹴飛ばされた。
足の感触からしてしげなのだが、背後で愛上さんの「うふふ」という笑い声が聞こえる。
もしかすると、なにか忘れ物でも取りにしげと愛上さんがやってきて、あられもない私の寝姿を見て、しげが尻を蹴ったのかもしれないが、ホントだったらめっちゃ恥ずかしいので、夢だということにする。
『金色のガッシュベル!』『鉄腕アトム』、ともに第2話。
初めて『ガッシュ』を見たしげが「どうして『ベル』が付いとん?」と聞くので、「『ぼくパタリロ!』みたいなもんだろ」と答える。実際には理由なんか知らないんだが、どうせ下らないことに決まっている。
『アトム』は『ロボットボール』、さてこれ、原作の何に当たるのか。アトムがゲームに乱入しちゃう当たり、『アトラス』や『ウランちゃん』のロボッティングをアレンジしたっぽくはあるけれど、なんか違うし。オリジナルってことでいいのかなあ。
「ロボットボール」のゲーム自体は、まんま映画『ローラーボール』なんだけど、アメリカ放映の時にクレームが付かなきゃいいけどな。
しかし作画はやっぱりすごいね。さりげないけれど、アトムがロビタを振り切って逃げる時の仕草とか、シンイチたちが遊んでるのを興味津々で見てるときのアトムの手の振りとか、「演技」になってるんだものなあ。これまでの全ての手塚アニメを凌駕してるね(っつーかこれまでの手塚アニメが駄作の宝庫だったってことなんだが)。
一日中、日記書いて過ごすが、なかなか追い付かず。思いきって短くいかなきゃもう無理だってことはわかっちゃいるんだが。
CS日本映画専門チャンネルで『動脈列島』。
清水一行の日本推理作家協会賞受賞作の映画化。
新幹線の騒音公害が深刻だった昭和50年の制作だから、原作自体は随分リアルに捉えられてたものだけれど、映画化されてみたら大作っぽく見せかけただけの腑抜けた出来のものだった。増村保造が大映テレビドラマのノリで、クサーく、クサく作っちゃってるもんだから、全然悲壮感が出てないのよ。
今、見返すと、最終的に新幹線を止めるために犯人が考え出したアイデア、単純過ぎるなあ、とは思う。原題ならもっとハイテクなアイデアが考え出せるだろうね。
しかし主役に田宮二郎&近藤正臣ってのも時代だねえ。こんなケレン味たっぷりな人たちを社会派推理の主役に使っちゃイカンよなあ。同時期に作られた東映の『新幹線大爆破』が高倉健主演で評価が高いのに、こちらは今一つなのは役者の差もあるかな(高倉健自体は上手い役者じゃないんだが、こういう犯人像をリアルに見せるためには、やはりストイックさが必要なんである)。
あと、原作と結末を変えたのも致命的だね。なんで180度逆にしちゃったのか、やっぱり当時の国鉄の怒りを恐れたせいかね?(トリックに触れないようにしているため、説明不足で意味が分かりづらくなっている点、ご了承下さい)
04月13日(日)
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