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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■出来ない要求/アニメ『ヨコハマ買いだし紀行』/『ななか6/17+』(八神健)/『オタクのピンクサロン』(筋肉胸毛)ほか
 今朝はちゃんと起きたぞ、ということで『アバレンジャー』『仮面ライダー555』『明日のナージャ』と特撮・アニメ三昧。特撮系の女優さんたち、ホントにいい娘が増えてきたなあ。でも私の好みはヒロイン系じゃなくてメガネっ子だったりするんだが。
 『ナージャ』第7話「仮面舞踏会のワナ」、金持ちがナージャを舞踏会に招いてバカにしようとするんだけれど、怪盗黒薔薇が現れてナージャの窮地を救うって話。……こないだ『ナージャ』は少女小説、少女マンガの集大成をやるつもりじゃないかって書いたけど、定番過ぎるってのもどうだかなあ。単に薄っぺらい話としか見えなくなってきてるぞ。


 外に出てメシ食うカネがないので(高い寿司食ったりするからだ)、スパゲティを作って食う。
 ソフト麺をミートソースで炒めるだけだけれど、カレー粉をちょっとだけ焦がして混ぜるのがミソ。トマトソースの酸味がこれで抑えられて、香ばしさが増すのである。所詮は独身料理なんだが。
 ……って、どうして結婚してるのに独身料理作ってなきゃならんのかね。


 CSキッズステーションでアニメ『ヨコハマ買いだし紀行』。
 原作マンガは1巻しか読んでない。絵柄も話も好みだったのに、なぜかハマんなかったね。世界観は好きでも、多分、物語としての発展性を感じられなかったからだろう。みんなが幸せな物語って、実はカタルシスを与えないのである。雰囲気はほんやらしてるので、アロマテラピー的癒しにはなるんだろうけれど、そういうのには私は引っかからないもんで。
 作画技術、演出ともに完成度は高いんだけれど、それだけに「山」がないのがツライところ。椎名へきるは最近殆ど声優やってないみたいだけれど、やればやったで悪くはないんだよなあ。プロダクションが声優として売ろうとしてないのがよくないんじゃないか。


 『アニメージュ』の押井守の連載、なんと『ゼロウーマンV』を取り上げている。内容は「武田久美子のオッパイすげえ」というだけのもの。
 まあ、確かに私もあの映画での武田久美子のオッパイはすげえとは思うが、それをあの押井守が『アニメージュ』で語るってのは、いったい何のイヤガラセなのかね。それともホントにただ単に女に目覚めただけのことなのか。
 今度の『イノセンス』、どんな映画になるのかちょっと心配になってきたぞ。


 マンガ、八神健『ななか6/17』10巻(秋田書店/少年チャンピオンコミックス・410円)。
 スケ番おりんや虹坂さんの片思い話なんかを間に挟んで、いよいよヒロ編も佳境。多重人格とは言え、ヒロが自分自身である七華を自殺に追いこむようなことをするとは思えないので、雨宮さんにも七華にもショックを与えるような行動をなぜ取っているのか、どうにも腑に落ちないんだけれど、そこんとこは上手く11巻で説明してくれるのであろう(^o^)。

 マンガ、八神健『ななか6/17+ 〜八神健傑作集〜』(秋田書店/少年チャンピオンコミックス・410円)。
 オリジナル読切版『七華』ほか、五編を収録。
 『ななか6/17』。
 ストーリー展開は第1巻、第2巻あたりをコンパクトにまとめた印象だが、これだけ単独で読んでもよくまとまっている。雨宮さん、最初はホントにただの悪役だったんだなあ。
 『鏡の国のジェニファー』。
 『ミステリー・ゾーン』の一編のような佳編。昔、友達の家から美しい人形・ジェニファーを盗んだありす。大人になって、ジェニファーに鏡の国にいざなわれるありすだったが、人形に「魂」はあっても「感情」がないことに気づいたときには……。ハッピーエンドともアンハッピーエンドともどちらとも決めかねる微妙な味わいがイイね。
 『フォーチュンブレイカー』。
 まあ、これは普通のほのぼのSF。
 『よい子悪い子』。
 同人誌に描かれたもので、編集の制約のない、全く自由に作者の意志のみで描かれたもの。これが八神健の最高傑作ではなかろうか。
 人の目を気にしていい子に見られたい少女と、いい子に見られるのが恥ずかしい男の子。自慰に耽るうちに幽体離脱した少女は、男の子のもとに飛んで行くが……。偽善と偽悪の問題をサラリと描いた力量に拍手。
 『私のゾンたん』。

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03月16日(日)
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