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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■放生会の掘り出し物/『博多の心』(朝日新聞福岡総局)/『魁!! クロマティ高校』5巻(野中英次)
 今日は平日だけど仕事休み。
 いえ、別にまた体コワしたとかじゃなくて正当な休みでやんす。
 ♪(((#^-^)八(^_^*)))♪
 
 朝から映画に行こうとか思ってたんだけど、体力に限界を感じて昼まで休み。
 しげも今日は一日休みということで、相変わらず家事もせずに寝ている。
 先日の「運動」で足もまだイタイし、まあ、昼からゆっくり出かけりゃいいかと、横になってプレステ2で『いただきストリート3』など。
 ウチにはしげの買ったRPGやエロゲーやエロゲーやエロゲーが山とあるが、私ができるゲームといったら、この『いたスト』くらいなものである。でも1・2・3と来て、どんどんコースが増え続けてるんだけど、これ全部クリアできる日が来るのか。

 ようやく起きてきたしげを誘って、箱崎まで放生会を冷かしに行く。
 他地方の人にはよく読み間違えられるが、「放生会」は「ほうじょうえ」ではなく「ほうじょうや」と読む。この読みに拘るところが博多んもんの誇りというやつなので、「訛ってるじゃん」とか突っ込まないように。
 ご承知のとおり、「生き物を大切にしよう」のスローガンのもと、露店でイカだのタコだのを食いまくる縁日である。
 「博多三大祭り」と称される如く、休日の夜に出かけようものなら、箱崎宮の参道は立錐の余地もないくらいの大混雑になるのだが、平日の昼だと人通りもまばら。つーか、こんな空いてる放生会を経験したの生まれて初めてだ。だってガキのころから夜しか出かけたことなかったし。

 昼間だとおばけ屋敷などは当然、空いていない。
 しげが入れもしないくせに「なん、開いとらんやん」と文句をつけるので、「昼間から出るオバケがいるか」と言い返したが、考えてみたら遊園地のホラーハウスの類って、昼からやってるよな。オバQも昼間から出てたか。
 串焼き、イカ焼き、タコ焼き、唐揚げ、オムソバ、かき氷と食いまくる。放生会と言えばまず一番にトウモロコシなのだが(っつーか、昔はそれとワタアメしか売ってなかったような気がするぞ。バナナチョコだのリンゴアメなんて、いつから売りだしたんだ)、何となく敬遠。いや、歯にはさかる(←これも方言かなあ)のがイヤだっただけだけど。
 しげ、唐揚げがえらく気に入ったのか、二度も買う。「『味で勝負!』のハリガミに惹かれたっちゃ」というので、一つ分けてもらったが、確かに露店のものにしては油っこくなくかと言ってパサついてるわけでもなく、美味い。少なくともケンタッキーフライドチキンよりはずっと美味い。
 しげ、店のオヤジさんに「ねえちゃん、また来たね」と声をかけられて照れる。仕方なく私が代わりに「なんか気に入ったみたいで」と愛想笑い。どうせこのオヤジさんも私がしげの父親かなんかだと思ってるんだろうなあ。
 かき氷はたいてい蜜がかけ放題なので、青リンゴにコンデンスミルクを思いきり掛ける。糖尿はどうしたと突っ込まないように。今日は祭りだ。
 店のねーちゃん、突然「青リンゴにミルクって合いますよね!」と声をかけてくる。童顔で何となく声優のTARAKOみたいな女の子だ。「ええ、美味しいですよ」と答えると、「友達がみんな変って言うんですけど美味しいですよね、青リンゴにミルクかけたの、今日はお客さんが初めててです」と捲くし立てる。なんかそんなに孤独感味わってたのかな、このねーちゃん(^_^;)。
 店の人とこんなやりとりができるのも放生会ならではである。どんたくや山笠に比べるとまだ昔の博多らしさが残ってるところが好きだ。

 八幡宮の境内まで行きながら、しげ、お参りはしない、という。「何で?」と聞いたら、「お参りは正月だけって決めてるから」。よく分らん理屈だ。
 境内にはハトがいる。ハトがいれば当然自販機でハトのエサを売ってるのである。エサを売ってれば買わずばなるまい(別に決まってねーよ)。100円で、モナカの中にコーンの粒が入ってる例のやつ。ちぎって撒くとみるみるハトが飛んでくる。飛んでくるだけならまだしも、撒く間もあらばこそ、私の腕に留まって、直接エサをついばんでくる。しかも、1羽、2羽、3羽。背中にも留まる。そんなとこにエサはないぞ。

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09月17日(火)
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