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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■チョコレート一本勝負/『何だかんだと』(ナンシー関)ほか
職場で新聞を読んでいると、三面記事に曲芸師の海老一染太郎さん死去の報が。70歳、死因は胃がん。
なんだか、「死ぬ」ってことが一番似合わない人が死んじゃった、という印象である。正月には必ず染之助染太郎のお二人の曲芸が見られるものだと思ってた。来年、それがもうないというのは不条理にすら思える。
子供のころは、「正月」と言えば「三波伸介」だった。三波さんが亡くなってからは、染之助染太郎がそのイメージを一手に引き受けていた感がある。これでもう正月をイメージする芸人さんって、いなくなっちゃったんじゃないか。
兄は頭脳労働、弟は肉体労働、というイメージが強くて、染太郎さんは何もしてなかったように思われがちだが、そんなことはない。染太郎さんの方がしゃもじか何かをくわえて、その上にヤカンだのなんだのを乗せる芸を昔は披露していた。
「これでギャラはおんなじ」のギャグが当たったので、あえてテレビではそういう芸を見せなくなってたのではないか。結果的に染之助さんの傘回しと、「いつもよりよけいにまわしております」の囃し声だけが突出して印象付けられることになった。不思議なもので、ホントに余計に回していたら、永遠にまわし続けなければならなくなる計算だが、見ていると本当に長く回しているように見えるのである。これもお二人の芸の力であったのだろう。
似たような芸を見せる人はこれからも現れるかもしれないが、もちろん比較できるものではない。芸人というのはつくづく一代限りのものなのだなあ、と思う。
20世紀の「正月」は、これで終わった。
染之助さん、これからどうするのかなあ。
しげ、行きは送ってくれたが、帰りは電話に応答がない。
仕方なくタクシーで帰って、途中でコンビニに寄って買い物、弁当をお土産に渡す。
散財させられたのに親切にするなんて、理不尽なんだが、少しは私の愛情に気づいてほしいのよ。
むりかな。
日韓共同制作ドラマとかいう『friends』を途中まで見たが、こういう合作映画となると、どうして文化摩擦の恋愛ものにしかならないのか。
発想が『蝶々夫人』のころから一歩も出てないんである。
合作でSF作るとか、ミステリー作るとか、それくらいのことはできんのかい。それにしても、フカキョン、デブったねえ。
走るとチチは揺れるようになったけど、見事なくらいにウエストがない。顎の下の肉は、さすがになんとかしないとマズイんじゃないか。
アイドル脱皮して演技派ってのはまず無理っぽいからなあ。
このへんがもう限界なのかもしれないなあ。……『リング2』でちょっとはいいかなと思ったんだけどもね。
しげ、バレンタインデーに向けて、チョコレートを山ほど買って来ている。
ともかくイベント好きなしげのことであるから、「標的」に対してどんなチョコを贈ってやろうかと虎視眈々と狙いを定めているのだ。
しかも、しげは「かわいくて喜ばれる」チョコを作ろうなどという気はサラサラない。
もらった相手がいかに困惑するか、あるいはしげの「挑戦」にいかに立ち向かってくれるか、その反応を楽しみに、「勝負チョコ」を作るのである。
ちなみに、去年「勝負」を受けた其ノ他くんは、しげが贈った「牛乳パックにチョコ流しこんで固めただけの2リットルチョコの塊」を、一週間くらいかかって食ったようだ。
そして今年、既に冷蔵庫の中には直径20センチを越える「ボウル」が二つ並んでいるのだ。
……私にはささやかなのでいいからね、ウン(^_^;)。
ナンシー関『何だかんだと』(世界文化社・1050円)。
文庫になるまでいつも待ってるのに、しげがさっさと買っちゃってた『何様のつもり』シリーズの最新第7弾。
うーん、なんだかいつものキレがないなあ、ナンシーさん。
つーか、もうこのテレビの末期的状況に、「何を言ってもムダ」と思ってるんではないか。
例えば「橋田壽賀子」である。
世間には『渡る世間は鬼ばかり』を本気で「おもしろい」と思ってる人が多いのだろう。
毎週、あれを見るのが楽しみ、という方もきっとおられるのだ。
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02月04日(月)
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