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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■台風の日は病院で寝転んで/『偶然が残すもの 記憶鮮明U』(日渡早紀)ほか
台風11号、昨夜から朝にかけて、九州に上陸する前に伊勢のほうに曲がって行っちゃったらしく、博多は風こそ吹いてはいるものの、雨は全く降っていない(昨夜少しパラついた程度だそうな)。
外でただ突っ立ってるだけでもじわりと全身に汗がにじみ出ていた数日前と比べると、今日は涼しいくらいのものである。
セミの声も心なしか随分少なくなった。
ニュースによれば、台風、関東のほうに向かったとか。あちらは水不足で困っているようだから、これが恵みの雨になってくれればいいのだが。ただし、事故死者とかが出ない程度にね。
毎年、こんな具合に台風が直撃しないで、日本をかすめるように通りすぎてくれれば助かる。台風一過、明日からはもう秋、という感じになってくれればしのぎやすいのだが、実際にはもうちょっと残暑が続くんだろうな。
少し早めに目覚めたので、テレビでニュースなどを見る。
北九州博覧祭、客の入りが頗る悪いらしい。
山口きらら博との連動を狙ったところが、アチラにはまあまあ人が入っているのに、北九博のほうは大きく水を空けられた形だとか。
開幕から一月半、一日の入場者数が平均して9600人と、一万人に届かないありさまで(ということは、平日の入場者は5、6000人程度か)、このままでは200万人を見込んでいた当初の入場者数を大幅に下回って、120万人程度で終わりそうな気配とか。
北九州市の末吉市長、緊急会見を開き、まず不振の原因について、「@例年にない猛暑A会場が市の中心でいつでも来れるという意識が裏目に出たB環境などのテーマが、夏のレジャー志向との間に乖離感があった」と述べる。
更に「企業参加ばかりの宣伝臭いパビリオンに魅力がない」や、「松本零士のアニメを上映しても、今更客は呼べない」というのを付け加えたらどうか(^◇^) 。
だいたい、集客力に欠けるということは計画段階で予測がついたはずなのだ。それを一番の責任者である市長が、まるで各企業の担当者が努力不足をしているような、責任を押しつけるふるまいをしていては、誰も着いて行かないだろう。
田舎モノなのである。
対策として、駐車料金の値下げとか、学校などの団体誘致に力を入れる、などを考えているそうだが、ソフトを換えずにハードのメンテナンスだけで済ましたって、効果は上がらないと思うんだがねえ。
俳優のいしだ壱成(どうも私、この「いつせい」を「いちなり」って読んじゃうんだよなあ)、大麻所持の現行犯で逮捕される。
昨日の夜中の12時に父親の石田純一が謝罪記者会見を開いた様子を、テレビは繰り返し流している。
さすがに「大麻も文化だ」とまで開き直りはしなかったな。もしこれが中島らもだったら、言いそうだけれど。
この、大麻賛成派と反対派の意見、賛成派は「煙草より害がない」と言うし、反対派は「依存性が強く気力がなくなり更なる刺激を求めるようになる」と、全く逆のことを言ってるが、同じハッパで成分が違うはずもなし、なぜ逆の意見が出てくるのだ。未だにその辺の事情が浅学非才な私にはよく理解できないのである。
いしだ壱成については『蒲生邸事件』くらいでしか知らないので、あまり役者としての思い入れはないのだけれど、『蒲生』でも共演していた奥菜恵、舞台でも共演中だったのが、急遽公演中止になってショックを受けているとか。
でもまあ、もっとショック受けてるのは興行主だろうけど。
スポーツ紙には「20億円損失!」なんてデカイ文字が踊ってるが、まあ、話半分としても、事実、チケットはどうしたって払い戻すしかないのだし、ある程度の「損」は出てるんだろう。
でも、こういう事態に備えて、役者や興行主とかは予め保険に入ってるものじゃないのか。もし、そういう舞台に対しての保険なんてものがなく、本当に何億もの損が出るのだとしたら、日本の演劇に対する保険のシステムそのものがまだ整備されていないということになる。
役者ってのは別に本人が犯罪犯さなくったって、芝居の上で危険と隣り合わせになってることは多いのだ。舞台は危険物で一杯なのだし、よくドラマなんかで上から照明が落ちてくるシーンがあったりするが、あれ、マジで起こり得ることなのだよ。
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08月21日(火)
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