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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■宴のあと
 居間で寝るとさすがに寒い。というか、居間で落ちただけだけど。
 どうやら寝ている間に女房がタオルケットをかけてくれたらしいが、屁のツッパリにもならん。寒さで目覚めると6時。予定より早起きである。昨日の夜は日記を書けなかったことでもあるし、パコパコとキーボードを叩く。
 7時過ぎ、女房とよしひと嬢、起きてくる。7、8時間は寝ていただろうか、公演前で眠れないかと思ったら、そうでもないようだ。さすがに二人ともベテラン、度胸が据わっている。

 女房とよしひと嬢は現場に先発。私は今日も使いっ走りである。近所のほか弁でスタッフ分の弁当を取ってくるように女房から頼まれる。何の気なしにいいよと引きうけたら、軽く40食分くらいある。……「バスと地下鉄乗り継いで来い」って、こんなん持って乗れるか。タクシーでアクロスに乗り付けると、8時30分、もうメンバーはほぼ揃っている。
 ふなちゃん、眠りながら何が嬉しいのか笑っている。
 赤ん坊が表情を出せるというのはどう言うわけかな、と言うと、女房が「やっぱり真似をしているんだよ」と言う。塩浦嬢は「マネですかねえ?」と疑問顔。女房が「生まれつきだったら、例えば、ニヒルに赤ん坊が笑ったら怖いじゃないスか」と言った途端、鴉丸嬢が、「こんなか? ……フッ」と、顔マネをする。……これが、いかにも赤ん坊がホントにニヒルに笑うような感じでウマイ。こういう「動き」の突っ込みが出きるところ、鴉丸さんもコメディの脚本書ける才能あると思うんだがなあ。
 とか喋ってるうちに、9時にアクロスの方が円形ホールの鍵を開けてくれる。
 ……さあ、いよいよ準備だ。ってところで続きはまた明日書くっす。今日はもう眠いんで。

 んで、続き。
 荷物を運びこんだあとは、メンバーのみんな、めいめいに準備を始める。
 演出の鴉丸さん、昨日のうちにホワイトボードに日程表を書きこんでいるので、それを覗くと、本当に細かく数十分刻みで本日の予定が書かれている。
 「通しリハーサル、午前1回、午後1回」。……無理じゃねーかあ?(・・;)……と思っていたら、ホントに無理だった(^_^;)。時間に余裕があるようでも意外とバタバタしちゃうものなんだよなあ、そこがどうしても素人の限界って気はする。
 私はビデオカメラのセッティングをしたらあとはする事はない。……はずだったのだが、隣のベスト電器に電池だのなんだのと何度も買い出しに行かされる。年寄りをあまりコキ使わんで欲しいなあ。
 今一つ眠りが足りない気がしていたので、円形ホールの床にゴロリと寝転がる。女房が「ちっ。こいつ寝てやがるぜ」と舌打ちして横を通りすぎる。本番の最中にウトウトしたらマズイから今のうちに寝てるんだよ、と言い返してやろうかとも思ったが、言い訳じみてるので止める。ホントにただ寝てただけだし。塩浦嬢に死体と間違えられてハラをつつかれた。……なんか塩浦嬢にはいつかもハラをつつかれたことがあるような気がするが腹フェチか。

 12時、友人のこうたろう君から携帯に電話、福岡空港に着いたとのこと。
 うわあ、東京から本当に来てくれたんだ。何だか信じられないなあ。
 午後の通しリハは2時からなら、充分余裕があるな。それまでに帰って来れればいいか、といそいそと出かける。
 地下鉄中洲川端駅で待ち合わせる。再会、開口一番のこうたろうくんの挨拶が「メールでしょっちゅうやり取りしてると久しぶりって感じがしないな」……うーん、実はこちらからはここしばらくメールを送ってないのでなんとも面映い。
 リバレインの「柳川屋」で話題の(^o^)「櫃まぶし」を食べる。東京人のこうたろうくんの口に合うかどうか心配だったが、美味しいと言ってもらえてホッと胸をなでおろす。

 こうたろうくんを円形ホールに案内して、「どうだ、ここがあの『エクセルサーガ』の『アクロス』本部だ!」……まあ、あまりそういう紹介のし方を世間の人はしないだろうが、オタクは地方都市を全てそういう観点で見ているものである。西鉄福岡駅や城山ホテル(元某ビール)はラドンが襲った場所として有名(^o^)。
 こうたろうくんもノリがよく、床を見て「穴はそこか?」(^o^)。こういう会話ができるのがオタクの醍醐味というものであろう。

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01月28日(日)
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