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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■差別語なんて知らないよ/『銭豚』(ジョージ秋山)ほか
 友人からメールで、フルタの「百鬼夜行」シリーズの第2弾が発売との情報。ああ、まだ第1シリーズも揃えちゃいないのに。でも多分また買うな(^_^;)。
 今度もマニアには垂涎のラインナップ。天狗・鳴釜・河童・鵺・輪入道・泥田坊・鉄鼠・川獺、ラストは九尾の狐!(デザイン「妲己」だったりして)
 ジオラマ作ったら楽しいだろうなあ。そこまでのエネルギーはさすがにないが。
 こうたろうくん、情報ありがとね。メール出す時間がないので日記でお礼。

 小学館『日本国語大辞典・第二版』第一巻購入。50万項目収録、全13巻で値段は14000円!
 基本的にこの日記には読了した作品の感想しか書かないようにしてるが、これはムリ(^o^)。
 早速ページを開く。
 「行く」J「性交の快感が絶頂に達する」
 ……何調べとんじゃ、とバカにしてはイケナイ。国語辞典の決定版を謳うなら、俗語を避けて通っちゃいけないのだ。方言や僭称語も然り。
 感動的なのは「阿呆」の語源について。中国江南地方の方言「阿呆(アータイ)」から、という『全国アホ・バカ分布考』(TV「探偵ナイトスクープ」)の説を筆頭に持ってきている。この一点をもってしても、この辞書が権威主義とは無縁の視点で編纂されていることがわかるというものだ。

 マンガ、ジョージ秋山『銭豚』、相良直哉『KANA』3巻読む。
 『銭豚』、なんとあの『銭ゲバ』のサイドストーリーである。「豚!豚!この銭豚!」と罵られながらSEXする蒲郡風太郎の姿は、今の若い子が見たらショッキングだろう。『浮遊雲』でしかジョージ秋山を知らない人は、『アシュラ』『デロリンマン』『ザ・ムーン』『灰になる少年』『シャカの息子』など、情念のほとばしる一連の作品群を見るといい。そこには間違いなくマンガの極北がある。
 『KANA』、絵は可愛いけど、鬼の少女とヒトの少年との交流、というありふれたネタで、展開も未だし。

 DVD『イワンの子馬』見る。感想はそのうち「広場」に書くつもりだが、ヒトコト言いたい。
 これは『せむしのこうま』が正しい題名だ。勝手に変えるな(~_~メ)。

 そう言えば例の堺市の『黒人差別をなくす会』の連中、またシュバイツァーの伝記の中に「土人」の語を発見して糾弾したとか。堺市には女性の権利がどうたらという団体もあるし、死んでもあそこの「土人」にだけはなりたくないものである。
12月14日(木)
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