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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ゴメンね、素直じゃなくってっ/『名探偵コナン』35巻(青山剛昌)ほか
……もう、デビューして随分経ってるけど、このドラマツルギーをまるで理解できてないってこと、ひょっとしたら致命的なことなんじゃないか。今んとこ『コナン』が受けてるけど、次回作は厳しいものになるかも。
今度の映画、野沢尚の脚本だってことだけど、コナンがタイムスリップするのか夢オチにするのかは分らないが、シャーロック・ホームズと対決するらしい。それくらいぶっ飛んでるとかえって面白くなるかもなあ。まあ、間違っても夏目漱石は出さないでほしいが(^^)。
マンガ、高橋留美子『犬夜叉』24巻(小学館・410円)。
「七人隊」なんて味気ないネーミングはちょっとなあ、という感じだが、「グループ」が敵になってるってのは、「霞谷七人衆」「根来十三忍」(←もちろん『赤影』の敵キャラ)とか、「黒之巣四天王」(マジメに考えるとアホなネーミングだよな。悪いのは広井かあかほりか?)とかと同じで、キャラクターを際立たせるにはいい手だ。
この手ので私が一番好きだったのは永井豪の『イヤハヤ南友』の「イヤハヤ・ハテサテ十人衆」だったけれども(^^)。
それはそれとして、夢骨に蛇骨、なかなかいい味出している。特に蛇骨のヘンタイぶりがいい。しばらく『犬夜叉』にも飽きてきてたけど、これがクライマックスへ向けての伏線のネタだとしたら、なかなかよく考えたものである。
映画もやっぱり行きたくなってきたなあ。
マンガ、原作尹仁完・作画梁慶一『新暗行御史』2巻(小学館・580円)。
マンガ自体は面白いんだけど、「文秀(ムンス)」って主役の名前、どうしても忘れちゃうなあ。ヒロインも「山道(サンド)」って、日本人の感覚だったら、絶対可憐な(けれど滅法強い)美少女だとは思わないし。
しかし、普段、山道はいったいどこに隠れてるんだろう。
てっきり、山道は実はとうの昔に死んでいて、幽霊となって文秀を守ってる……ってことなのかなあと思ってたら、「曼陀羅華」のエピソードでそのネタをしっかり使ってったし。
今回は文秀の過去がチラッと垣間見える話だったけれど、恐らくは最後の敵となるだろう「阿志泰(アジテ)」が、「奇跡」を使って民衆をペテンに引っ掛けてきたやつらしいということは判った。それは「柳義泰(ユイテ)」のように、死者を生き返らせる能力なのか、それとも……。
12月20日(木)
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