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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■夏の終わりの小さな花火
夕方から其ノ他君を誘いにご自宅へ。ちょうどお食事と風呂の最中だったので、しばらく本屋などを回って時間潰し。それでもまだ時間が余っていたので、しげに「どうする? コンビニにでも行くか?」と聞くと、「玄関で待ってた方がいい!」と怒って反駁される。なにも怒らんでもいいじゃないか、と口喧嘩になるのを見て、鴉丸嬢が喜ぶこと。「藤原夫婦って、どんな小さなことでも決着つけないと気がすまないのね。私なんかすぐ流すけど」と言われてしまったが、私だって、ほかの人間相手でこんなに口論になることは滅多にないのである。今回も私は単に「どうやって待つ?」と聞いただけなのに、しげが「自分が待つのがイヤで退屈なものだから、あっちこっち引きずりまわしたいのだろう」と勝手に思いこんだのである。「他人は自分のことを思いやってはくれない」という被害妄想でしか人を見られないというのは根本的に性格が歪んでいるからで、そういう心の病気をこそ、治してほしいんだけどねえ。
10時を回って、其ノ他君と合流。最初は皿山公園で花火をする予定だったのだが、実際にそこに行ってみると、車がワンサカ並んでいて、中ではカップルがただ今ナニの真っ最中(私の視力では全然見えないのだが、みんな「ホラホラあそこ、サカッてるサカッてる」と指を差すので、どうやらそうだったらしい)。さすがにその側でドンパチやらかす勇気はないので、仕方なくもっと山上の、人気のないところまで行く。以前、しげと二人で星を見に来た小さな公園である。
しげの花火の好みはスモークとかヘビ花火とか地味なもの、鴉丸嬢は線香花火がメイン、ということで、ムチャクチャ地味である。私と其ノ他君は専ら飛行機とかドラゴンとかを飛ばしているので、花火にも男女で好みの違いと言うか、二極分化があるのだと理解する。しかし、夜中にスモーク焚いたり光らないヘビ花火をやったりして、しげは何が面白いのだろうか、その思考回路がよく分からないのである。実際、煙いだけで、鴉丸嬢はノド痛めちゃったし、もうちょっとTPOを考えてほしいのである。
けれど、満月とまでは行かないが、十三夜(くらい)の月で、足元が見えないほどではなく、以前来た時のように真っ暗でもなく、ほどよい明るさの中で花火ができたのはよかった。
帰宅したのが12時を過ぎていたので、日記もさほど書けず。最近は休日になってもなんだかんだでコンテンツを書く時間もなかなか取れないのだが、そのうちドカッと書くつもりなので、数少ない読者のみなさまがたにはご容赦頂きたい。
なんかまあ、また三面記事からのマヌケなニュース。
今朝、松山市安城寺町で、家の車庫に止めた乗用車から出火、木造2階建て150平方メートルが全焼した。これだけなら別によくある火事なのだけれど、出火原因というのがおおマヌケなのである。
車内にいたのは、その家の二男で22歳の無色のAさん(まあ凶悪犯罪者ってわけでもないから仮名にしとこう)。Aさんは車内で仮眠していたのだけれど、目が覚めてみると、ブンブンと蚊が飛んでいる。寝惚けた頭で殺虫剤をまいたAさん、その直後にあろうことか煙草を吸おうとライターに火を付けた。
結果は当然、大爆発である。本人は軽い火傷ですんだそうだけれど、引火した火が、家まで燃やしつくしちゃったというわけ。
……あ〜、科学的知識がないと言うか、「火のあるところで殺虫剤は撒いちゃいけない(手順は逆になってるけど、同じことだね)」って常識自体、この人、持ってなかったのかねえ。火の回りが早かったせいもあるのかもしれないけれど、このマヌケぶりだと、何が起こったのかも理解できずに、消火活動もロクにできなかったんじゃなかろうか。
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08月28日(土)
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