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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「替え歌」の方しか知らないってこと、あるよな。
 実はこう見えても(ネットだから姿は見えないけど)、私は、プレッシャーには人一倍ヨワイ。いい文章を書こうとか、面白く書こうとか、妙なイロケを出すと、テキメンに書けなくなってしまう。
 だから私の場合、芝居の台本を書くのが一番苦しい。一行書いちゃ、「ああ、こんな魂のこもってない台詞じゃ、客は引く」と頭を抱えては消し、昨日書いたギャグが一日経つと凄くつまらなく感じられて落ち込み、気がつくと、衣裳棚からトレンチコートを取り出し、襟を立てて寒風吹き荒ぶ街中をフラフラと彷徨い、ふと停車場のベルの音に誘われて列車に乗りこみ、あてどもなく、ただひたすら北へと向かうのだ。そのとき、私の頬は涙に濡れている。ウソです。
 それはそれとして、今んとこ、読んだ本、マンガ、見たアニメ、殆ど書けない状態が続いているが、日記にも何度も書いてる通り、本職の方がクソ忙しいのが理由なので、週に一つ二つの更新しかできなくてもカンベンして頂きたいのである。……明日も会議があるんだけど、どうせトンガリさんは出ないのだろうな。でもきっと会議の内容についてあとからブチブチブチブチと難癖をつけてくるに決まっているのだ。ああ、想像しただけでケイレンが……(T∇T)。


 しげの帰りは午後9時過ぎ。
 練習がえらく充実していたらしく、「台本1ページくらいしかやらなかったけど、進んだよ!」と言う。役者がノッてるからと言って、それが客から「見られるもの」になってるかどうかはわからないが、少なくとも「ノッてない」芝居よりはよくなってることは間違いなかろう。
 こないだ練習を見たあとで、私がしげに、「鴉丸さんのこのへんのセリフは、もうちょっとこんなふうにすればいいんだがなあ」と言ってた部分があるのだが、特にしげがそのことを持ち出したわけでもなく、今日の練習で鴉丸嬢はセリフを「そんなふうに」変えたそうである。役者としての「カン」が働いている、ということなのだろう。やるじゃん。
 プレッシャーがかからない程度に、期待したい。

05月16日(日)
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