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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■どこまで続く死のロード/ドラマ『陰陽師』第三回『迷神』ほか
どうせ「向こうがこっちのことを覚えてないかもしれないから」とバカなことを考えてるのに決まってるのである。
……んなバカなことがあるかい。
女房は対人恐怖症の癖がどうにも抜けぬところがあって、基本的に人との縁が薄いやつなのである。
……解りやすく言えば、どんなに身近な人間であっても、しばらく会ってないと忘れてしまう。ウソのようだが本当の話だ。多分、夫である私にだって、二、三ヶ月も会わなければ、怖くて自分から声をかけることはできまい。私から声をかけてようやく私本人だと認識できるはずである。
そのアホな癖は治せよって、再三言ってるんだがなあ。
でも悪気はないので、女房のお知り合いの諸君、久しく会ってなくて女房の反応が以前と違って臆病になってたとしても、許してあげてくださいね。そちらから声をかけてくだされば、自然に気持ちがほぐれてくると思いますので。
で、結局、店からの帰りにもアチラはきちんと挨拶してくれたのに女房はまた無視。私は一生懸命、「お店にいる時は仕事だから馴れ馴れしくはしないよ」というポーズを取って女房をフォローするしかないのであった。
やれやれ(-_-;)。
あ、女房がも一つアホなこと言ってたのを思い出したぞ。
炒飯セット、唐揚げ、餃子つきに、私の頼んだ天津飯、トンポーロー、イカ天麩羅も分けてもらって、それで一言。
「最近少食になった」
……そのハラに付いてる肉はなんだ。
テレビ新番組、『たけし・所のWA風が来た!』、司会がなんと山寺宏一。ちょっと浮いてる感じはあったが、ノリは悪くない。多少セリフのトチリはあったが、第2の古館伊知郎が狙えるかな、というような司会ぶりであった。
番組自体は海外に浸透してる日本の物件を探すという軽いナショナリズムなもの。アメリカの切手のデザインは日本人がやってるんだよ〜ん、とか、地下鉄の落書きを消す機械を発明したのも日本人だよ〜ん、とかその程度のもの。いやらしくなる一歩手前で止めたってところかな。
台湾で流行ってる日本の文字ってナ〜二? というクイズの最中に女房、仕事に出かける。
「帰ったら答え教えてね!」って、何入れこんでんだ。
ちなみに正解は「の」です。記号っぽくってカッコいいんで、「的」の代わりに使ってるんだって。ルーツは「洋服の青山」じゃないかって言ってたけど、そりゃ思いっきり眉唾(^_^;)。
『陰陽師』第三回、原作に芦屋道満、出て来てたっけ? 小説の方、一冊目と二冊目しか読んでないから分らないけどね。
でも寺尾聰じゃあどうにも役者不足だよなあ。
またぞろ今回も底の浅い恋愛ものに成り果てていて、味わいもくそもない。
マック○ファ○○ーか何かのCMで、松嶋菜々子が「あなたのことが凄く好きになった」とか、なんの捻りもないセリフを吐いてるのを見て(脚本は北川悦吏子だと)、恋愛もお手軽になったもんだと思っていたが、古代を舞台にしてまでトレンディドラマをやろうってのはどうした了見だ。
「CGに頼らないのがいい」とよしひと嬢だったか鴉丸嬢だったかか言ってたけど、私ゃいい加減、百鬼夜行を着ぐるみでもCGでもいいから出してほしいね。道真は丹波哲郎でも江守徹でも許すから。
04月17日(火)
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