ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■あなたがいてくれることのよろこびを
 店の者に聞いたのだろうか。乱菊も、あの店で筆記具を買っていたのか。
 ギンは、乱菊の今を知らない。
 それでも重なる部分があり、その部分でおそらく知って、乱菊はこれを贈ってくれたのだろう。
 気にかけてくれているから。
 ひっそりと、しかし確かに気にかけてくれているから。

「隊長、お茶菓子は羊羹でよかったですか」
 吉良がお盆を持って入ってきた。
「ええよ」
 ギンは小筆をそっと筆入れにしまい、へらりと笑った。


遅れましたが、2010年市丸さん誕生祝いです。

01月18日(金)
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