ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■4.交錯する刃と想い
「ここからは、私が、お相手致します…!」


 乱菊は身動ぎもせずにギンを見上げていた。
 ギンは無表情のまま乱菊を見下ろしていた。
 そうして、ゆっくりとゆっくりと。
 笑った。


 どこか満ち足りたように見えるその笑みを、乱菊は痛みで霞む目で睨むように眺めていた。笑みからは何も読みとれない。お互いが立つ場所があまりに遠すぎて離れすぎていて、乱菊にはギンの感情が読みとれない。
 ギンは何も言わずに笑っていた。
 乱菊には何一つ言うことなく、ただ満足げに笑っていた。






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01月04日(木)
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