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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■2006年年間ベスト10
今年も残すところ後一週間あまり。という事で私的年間ベスト10です。まだ「大奥」「鉄コン筋クリート」など観たい作品はありますが、ベスト10には入らないと思うので(予想)、今年観た85本の中から選ばせてもらいます。内訳は
邦画 30本
アメリカ 45本
韓国 4本
中国 2本
スペイン、イギリス、セネガル ロシア 各一本です。
鑑賞金額は58340円。一本単価689円。電車代16320円。
各映画館の一年間の会員金額・布施ラインシネマ1000円・テアトル梅田3000円・動物園前シネフェスタ1000円・梅田シネリーブル1000円。総合計80660円。電車代を入れた一本単価は、949円。
1000円割りました!やった!
それではよろしくお付き合いお願い致します。では去年のようにアジア映画部門から。邦画と洋画で分けて選ばれる方がほとんどですが、この選び方はすごく選びやすくて楽です。まーね、正直ずるいのですが、ワタクシのキャラを生かした選別であるとお許しを。
アジア映画
1 嫌われ松子の一生
2 明日の記憶
3 王の男
4 紙屋悦子の青春
5 ゆれる
6 力道山
7 欲望
8 佐賀のがばいばあちゃん
9 グエムル
10 そうかもしれない
外国映画
1 父親たちの星条旗 硫黄島からの手紙
2 メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
3 プルートで朝食を
4 カポーティ
5 ジャーヘッド
6 イカとクジラ
7 ロード・オブ・ウォー
8 母たちの村
9 スパングリッシュ
10 M;i;V
両方共通しての一番は硫黄島2作です。本当は一作づつあげるのが良いのかも知れませんが、やはり2作とも観て真価がわかる内容だと思いますので、同列にしました。もっと好きな作品はありますが、戦後60年以上経ち、日々戦争への恐怖、哀しさの気持ちが薄れ行く中、硫黄島を日米両方から描くという画期的な作品を、現在世界でNO.1監督であろうイーストウッドが撮った作品をリアルタイムで劇場を観られたという幸せ感で、1位にしました。
観た時は絶対今年のNO.1だ!と息巻いていた作品も、時間が経てば少しトーンダウンして、落ち着いて考えればずるずる下がった作品もあります。「フラガール」のような、観た方ほとんどが絶賛するような作品が洩れ、「それ、どちらさん?」と大方の方が思われる作品が残ったり、不思議ですね。こうしてみると、好きな映画とは完成度云々ではなく、自分の心にどれほど響いたか、反芻させてくれたか、ということだと思います。意識はしていませんが、性別、職業、年齢、経験、知力、美意識、背負ったものなど、私は己の全てを込めて観ているのだなぁと感じています。そうした鑑賞スタイルが、日常の細々を豊かに感じる目を育て、日々の生活にハリを持たせてくれていると思うと、本当に映画が好きで良かったなと思います。
今年は春に手術をして、皆様には励ましまたご心配いただき、本当にありがとうございました。回復が悪く、私の生活から映画を観るということがなくなったらどうしよう?と思っていましたが、お陰さまで無事元通りの生活を送っております。来年も息災で家内安全、仕事も元気に通える一年であるよう、頑張りたいです。でないと、映画館も通えませんから。何か観られたら書くと思いますが、取り合えず今年の締めです。
今年一年ご贔屓いただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
どうぞ良いお年を!
12月23日(土)
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