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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ザ・ブライド!」
悪いのは権力や名声を悪用する輩なのです。その輩に、金魚の糞のようにくっつく男たちにも、この作品は鉄槌を下しています。言い換えれば、権力や名声を持てば、女性も変貌してしまう危険を孕んでいるとも言えます。ラストを観ると、博士は、いち早く抜け出したのがわかる。だって博士も、パンクでロックだったから。
ジェシー・バックリーが、これ以上出来ません!というくらい大熱演で、そこも見どころです。彼女、すごく歌が上手いんですよ。ダンスの場面はカットして、もっと歌声を聞きたかったなぁ。流れが少し冗長ではあるけど、許容範囲。長らくハリウッドの一線で活躍してきた監督の、思いの丈が込められた作品でした。監督の次作も期待しています。
私が一番好きなシーンは、初めて殺人を犯したフランクが、「君は逃げろ。巻き込みたくない」と言う。ペニーは「どこへ行くの?行くところがない」と言う。なら大罪を背負っても、自分を守ってくれた男が、自分の居場所なんだよ。手に手を取り走り出す二人は、ラストに繋がっていると思います。
04月09日(木)
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