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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ハケンアニメ！」
出演者で一番素敵でカッコ良かったのは、柄本佑！えっ？こんなに素敵でしたっけ？あんな長身だった？スーツがすんごく似合ってる！と言う外見も去ることながら、当初は冷徹な様子を見せながら、的確なマーケティング術に頭も切れる側面を見せます。嫌味なくアクなく低体温。でも存在感マックスで演じている様子に、ほとほと感心しました。良い俳優だとは認識していましたが、今回は出色の演技でした。そしてエレガントだったんだよなぁ（エレガントな男性が好き）。二枚目も切れ者も悪役も変態も（観た事ないけど）出来そうですよね。主役に助演に、今後もマルチな活躍を期待しています。
エンディングの後に、アニメ作品の視聴率はあくまで牽引、その他諸々二次三次のグッズやDVDの売れ行きが勝負、と言う本質まで描いていました。解っちゃいるけど、忘れてるんだよなぁ。それをこんなに軽やかに描くなんてと、ここにも大変感心しました。私も時々はコンフェッションやパンフも買わなくては！と、今だけ思っています（笑）。
人気アニメーターの並澤和奈（小野花梨）と町おこししたい地方公務員宗森（工藤阿須賀）の、「リア充」談義も面白かった。BBQしている宗森の友人たちを見て、「リア充だぁ〜」と、暗澹たる気持ちになる和奈。日々二次元の世界で生きていると、ああいう人怖いよね（笑）。でも大丈夫よ、あなたも私も大きく分けて文系よ（笑）。私は映画好きもアニメ好きもジャニオタも韓流好きも、大きく分けて「文系」だと思っています。好きなものに熱中して、日常の糧にして、自分を成長させているんだから。その思いを、熱く肯定してくれる作品です。
06月13日(月)
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