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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ダンケルク」(IMAX版)
ラストのケネス・ブラナーの台詞に、また涙。これが、大人としての責任の取り方なのですね。ドーソンの言葉が、重なります。この作品を観て、「蟻の兵隊」を観た時、映された靖国神社で、「次の戦争では、負けない日本であるように!」と絶叫する青年を観て、震撼した記憶が蘇りました。戦争有りきが前提とは、怒りと哀しさがない交ぜになった、とても辛い気持ちになったものです。彼もまた、自分は戦場に行かないと思っているのでしょう。戦争が始まれば、この体験をするのは、あなた自身で、私の息子たちであり、あなたの夫・恋人・息子です。そうなった時、ドーソンや中佐のように、あなたはなれるのか?この作品が問いかけている全ては、ここにあると思います。

09月17日(日)
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