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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「セトウツミ」
高校生〜短大時、どこかに行かなくちゃ、遊ばなくちゃ、クラブ活動しなくちゃ、と、私も大昔、ガラにもなく焦った時があります。「らしく」と言うのに、囚われていたんですね。ウツミのように、「何でせなあかんねん」と、開き直れたら、どんだけ心が解放されたかと、羨ましく思いました。自分らしくって、人の数ほどあるやんね。こうやって友情を育む素晴らしさ。これも青春だけに許される光だと思います。大人になったら、この羨ましいユルイ時の流れが、許されないから。帰宅部も陰じゃないぞ。その証拠に、二人は脇道に逸れず、高校生活を送っています。

大阪出身の菅田はともかく、池松の大阪弁が、イントネーションも含めて、パーフェクトなのに、びっくり。ここでちょっとでも、大阪感が損なわれていたら、この味わいは出なかったと思います。

人気の二人が主演と言う事で、昨日のテアトル梅田は全ての上映ソールドアウトでした。ヒットしたら、続編もと言う話もチラホラ聞きました。20代半ばの二人に、いつまでも詰襟着せるのは申し訳ないけど、この作品を観たら、この二人以外にキャストは考えられません。お寺の子・樫村さん(中条あやみ)との三角関係はどうなるのか?鳴山は、大物になっているのか?マクドのドナルドのバッタモンみたいな、風船作りのバルーンさんは、ベラルーシに帰郷出来るのか?気になって夜も寝られへんわ(嘘です)。続編を絶対作って欲しいです!

では、HPから、本編では観られなかった二人の会話、
「スタンディング・オベーション」を観て下さいね。ほ〜ら、あなたは段々観たくなる〜(笑)。

07月03日(日)
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