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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「紙の月」
宮沢りえが熱演ではなく、抑えた演技で好演していたのと、小林聡美のお蔭で何とか最後までそれなりに見られました。与えられるより、与える愛の方が幸せ、が座右の銘の梨花。子供がいないのが皮肉でした。我が子こそ与える愛の権化。時間も心もお金も、自分から全て詐取していくのに、それでも無条件に愛しいのは、私には我が子だけでした。彼女に子供がいたら、この犯罪は起こらなかったかも知れません。でもそれはそれで、別の犯罪に走っちゃうかも?いやだから、そういう女性を描きたかった作品では、ないと思います。
11月17日(月)
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