ID:10442
ケイケイの映画日記
by ケイケイ
[927490hit]
■「J・エドガー」
現在は当時と比べたら、アメリカも日本も信じられないくらい自由でリベラル、個人が尊重されています。しかし、アメリカの右翼化が懸念される中、もう一度近代史をおさらいしてみましょう、的な意味合いで作られたのかな?と、個人的には思いました。そこにフーヴァーの公的な功績も描き、理解出来るように描いたのは、監督の公平な視線だったと感じました。
レオは相変わらず上手いです。本当に安定しています。「グレート・ギャツビー」のリメイクが楽しみです(私的にはキャリー・マリガン嬢の相手役には?)。ハマーは純情可憐な雰囲気が素敵でした(褒めてます)。クラシック映画、いけそうですね。デンチおばさんは相変わらず怖くて上手いし、ワッツは上手く存在感を消しながら、返って存在の大きさを浮き彫りにさせると言う高等演技で、やっぱり安定感抜群でした。
職場のお若い常勤さんに、子供の頃新聞やニュースで初めて知った現在のアメリカ大統領は誰だったか?と尋ねたら、「クリントンですね」とのお答えに、まぁついこの前じゃございませんか?と、ワタクシ苦笑い。お若い方には馴染みのないお話でしょうから、少し下調べして観ても良いかも?ちなみに私は小学生の頃でニクソンです。この作品でもちらっと名前が出てきます。お若い方は下調べしてから。そうでない方は、何も知らなくても充分楽しめますので、安心してご覧下さい。
02月04日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る