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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■2011年 年間ベスト10
書類や面接で落ち続ける中、「ごめんな、お母さん」「俺会社辞めたん、間違いやったんやろか?」と何度も聞かれ、母親として私も辛い日々でした。次男は大人です。励ましすぎてもダメ、でも放任もダメ、親として「見守る力」が試されているなと感じ、まだ自分も母親の仕事が終わったわけではないと、痛感しました。

毎日ネットやハロワで求人を探す日々、心折れずに頑張った御陰で、10月より正社員で今の職場で働いています。次男は我が家の中でも規格外の変わった子で未熟な部分も多く、向いた職種の方が少ない子です。でもツボにハマれば誰より力が発揮出来るタイプで、今の職場はそうみたい。仕事は大変そうですが、暗黒の就活時代が勉強になっているみたいで、愚痴をこぼさず頑張っています。

私の方も精神科の方の受付スタッフが一人退職、穴埋め無しの方針が決まりシフト増に。おばあちゃんたちに可愛がってもらい、楽しく仕事していたのですが、デイサービスは円満退職させてもらいました。精神科は福祉の側面も強く、介護の現場を少しでも経験したのは、精神科スタッフとして良い勉強になりました。

4位の「メアリー&マックス」は、ダブルワーク中で時間が取れず、一日に三本観た結果、感想が書けずに終わってしまって、非常に残念!他にも「ソウル・キッチン」など良かったのに時間がなくて書けなかった作品が何本かあります。今年はサイトを持って一番、観て書く時間の確保に苦労しました。

お陰様で私も精神科勤務も一年過ぎ、楽しくお仕事させてもらって有難いと思っています。事実は小説より奇なりを地で行く患者さんが多く、この職場で働くようになってから、小さい事にも心の底から感謝できるようになりました。仕事が出来る年齢の家族五人全員職場を得て、心身共に健康でいられる環境に、本当に感謝しています。

現在仕事で恵まれない境遇の方に、少しでも励ましになればと、今年の我が家の状況を書きました。我が家は優秀な者は一人もなく、平凡を絵に書いたような家庭ですが、今年ほど家族のありがたさを感じた年はありません。

皆様、今年も拙い私のレビューを読んで下さり、ありがとうございます。私がいつも平常心で明るく過ごせるのは、映画のお陰(まっ、時々は沈みますけど)。来年もマイペースで、観て書いていこうと思います。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

12月25日(日)
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